2014年1月26日日曜日

もしもの世界-失言保護

国連失言保護機構:
国連の権限により,その国の政治家が失言により国際的な問題を起こしそうになった場合,あらゆる手段を執って積極的に仲介を行って誤解や緊張を解き,世界秩序の維持を行う機関.

 国連の組織でありながら,相互扶助的な面を持ち,加盟を希望する国は一定額の供出金を毎年機構へ納める.
 供出金は前会計年度における,その国の機構利用実績に応じて決まる.
 つまり,失言を多くしてトラブルを発生させることの多かった国は供出金を多く支払う必要がある.

 年に一度,機構への供出金が多かった国が発表されるため,
名前の挙がった国の国民は政治家の質が低い事を世界へ通知されて恥をかく
国費からの余計な出費が増える
 このため,各国国民の国内政治への真剣さが増し,結果として機構はよりまともな政治家を選択するよう間接的に促している.

 失言が無くなりトラブルが減少すると機構の活動資金が減っていくが,もとより相互理解を目的とする組織のため,むしろそのような状態を目標として活動している.

 この機構は国連の安全保障にも大きな影響力を持ち,仲介のためには抑止力としての武力を使うことも辞さない一方,平和維持のためにPKOを行う事も要請する.

 機構の要請により国連軍として軍事力を提供した国に対しては供出金が貢献度に応じて減免される制度もある.

 メンバーはいったいどんな人がなるべきなのでしょうかね~.

 嗚呼,もしもの世界.

もしもの世界-ものづくり立国日本への施策

相当炎上しております,下記のトピック.

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0119/638956.htm?o=0&p=0

 プラスに捉えて,ものづくり立国日本への「もしも」の施策を空想してみました.

20XX年,時の政権与党が理工系国立大学への超偏重予算分配を決定.
その中には,当該大学へ通う学生への過剰とも言える援助が含まれることになった.

 学生への援助:
 十分な被服費,食費・住居費の援助.
 ただし,技術偏重では困るため,金銭感覚を身につけさせるため,領収書提出必須の申請制.
 かっこいい理系学生を作り,世の中のあこがれとすべく,形から実現させる.
 また,学習効率を高めるため,栄養価の高い食事が必要と判断され,成績の良い学生に限って,国の管理する超高級学生寮へ強制的に入居させる.
 同時に国費で留学させるなどの国際感覚も身につけさせる施策や,現代の名工への期間徒弟制度が行われ,次世代のものづくり日本を支える人材を育てる.

SFいや,政治的なフィクションだから,PF?

たとえば…
 
 
この国費学生寮に入居している学生を世の中では国策生と呼び,最初は批判的な意見が寄せられたが物作りの現場にある者たちからはエールも多かった.
 その批判に耐えた者たちが社会に出て数年後,
 彼らが作成した論文の引用件数が増大
 企業に就職した者が開発した基幹技術により全世界的に特許取得がされた
 日本発の技術が,世界へ貢献し同時に利益を上げるケースが出てきた
 ため,以後政権与党が変わっても国策としてこの制度が続けられることとなった…

 とか.
 学生寮のなかの確執とか,悲哀とか,批判に耐えて研究する人のドラマとか,空想の世界は広がりますね.

 嗚呼,もしもの世界.
 

Photosynthで遊んでみた

マイクロソフトのWEBサービスPhotosynthがWEB上で紹介されていましたので、遊んでみました。

元ネタはこちら。
http://gigazine.net/news/20140117-photosynth/

Photosynthサイトはこちら
http://photosynth.net/default.aspx

片瀬江ノ島からの眺望
http://photosynth.net/preview/view/1e8a855b-9287-4a9f-8f18-270b5c06287f

KAART3階
http://photosynth.net/preview/view/77ecb10c-99c0-45ca-a953-6671fd71277b

山下公園
http://photosynth.net/preview/view/e1395026-76cd-449a-a792-a1c75828645d

なぜか、Yamashita とつづると文字化けしてしまいますsitaとするとOK。なぜ?

パノラマばかりなのですが、遊んでいて気が付いたのは人の顔が写っている場合は要注意と言うことですね。
今回ははっきり分かるところは黒塗りしました。

パノラマばかりではなく、スピンなどでも遊んでみようと思います。

アート心の欲求不満解消

1月25日に出かけた展覧会での欲求不満解消のため、NHKEテレで紹介されていた、展覧会へ急遽出かけてきました。

入り口にて
横浜なので近く、思い立ってすぐ行けるのが助かります。
(Eテレでの紹介9:45分からで、家を出たのが11時、会場に到着したのが11時30分)
せっかく紹介しても、展覧会自体は1月30日までなので残念ですが、木曜日までに行ける方はチャレンジしてはいかがでしょうか。
また、このシリーズは、何度か開催されているようですので、私もウォッチしていこうと思います。

http://www.offreco.info/

音や日常のものを使ったインスタレーション、食品の製造工程(展示されているのは、伊達巻きの製造工程)をアニメにしたものなどがあり、小さいながらも楽しめました。

食品の製造ラインアニメは、延々と同じシーンが繰り返されるだけなのですが、なぜか見てしまい、伊達巻きの元?を型に流し入れる工程では流し込みのONOFFには***式のバルブを使っているな?と分析してしまったりして、設備設計者の性を感じました。


ドアを使ったインスタレーション
ドアを使ったインスタレーションでは、ランダムにドアが開いては閉まるのですが,最初は気が付かず,汎用品を並べて別の意味を感じさせる物かと思いました.
よく見ていると,ドアノブがきちんと動いてから開きます.
開閉動作そのものはドアに取り付けたベルトを巻き上げる事によって行っているようですので,開かれる,というドアの使い方をリアルに再現しているほか,ノブを操作することにより閉まっているる状態を確保出来る狙いのようです.
しばらく開閉を見ていましたが,法則性を見つけることは出来ませんでした.

ビデオテープを巻き付けた球体とピックアップ
音のインスタレーションとして,ビデオテープやカセットテープを取り出して球に貼り付け,これを回しておいて磁気ヘッドを当てて読みとった音や画像を流すという物がありました.
この方は八木良太さんという,以前MOTで見た,レコードを氷で作ってそれをかけ,時間と共に溶けていき,音が変わっていくというアートを作っていた方でした.
ビデオテープですが,残念ながらビデオヘッドではなく音声用のヘッドでした.
まあ,ビデオヘッドは超高速で回転していますから,このような仕組みでは危険すぎて,本当にビデオヘッドで作るのは先ず無理ですけれどね.

塗装をはがされたグランドピアノ
他にも,素材の表面を削って物の本質をさらけ出そうという展示もあり,今回はグランドピアノでした.
場所により,合板だったり無垢材だったり,なぜこんな作り方なのかを考えることになり,まさに作者の思惑通り.
しかし,あのグランドピアノの曲線をどうやって合板を曲げて作っているのか謎が残りました.

 展示されている作品は少数で規模も段違いですが,前日の欲求不満は十分解消されました.

さてさて,会場の神奈川芸術劇場は建物内にNHK横浜支局が同居しており,今日は子供向けのイベントが開催されていました.
我が子が小さいときにみたわんわんや,どーも君など子供が沢山楽しんでいました.
と,ステージでは,かつての歌のお姉さん,はいだしょうこさんが!
すぐ分かるところが,オタクいや,子供が居る証拠.
私個人的には,歌も良いのですが,絵を描いて欲しい(はいだしょうこ,絵で検索)
などとマニアな欲求を持ちましたが,子供たちは楽しそうにステージを見ていました.

しょうこおねえさん







大浮世展へ

空中の城?江戸東京博物館
1月25日土曜日,江戸東京博物館で行われている大浮世絵展に行ってきました.
 江戸東京博物館自体は、なんと、10年以上ぶりの訪問です。

http://ukiyo-e2014.com/

土曜日なので混んでいるのを覚悟して行きました…があまりにも混みすぎて常設展で時間つぶしをしてからチャレンジしました.
が,しかし….

混みすぎてまともに見ることが出来ません.
 浮世絵自体が小さいこと,そのサイズに合わせたかのように?会場が狭い事が災いして鑑賞する事あたわず,単に眺めるだけ.

昨年行きました,竹内栖鳳展も混雑していましたが,まだ「鑑賞」することが出来て良かったのですが,今回はとても残念な結果となりました.

常設展の江戸の町並みミニチュア
平日に時間の取れる方は平日に行かれた方がよいと思います.
または,土曜は19時30分まで開いていますので夕方以降行かれた方がベターかも.
なお,土曜については,本体の江戸東京博物館自体は17時までの様ですので,江戸東京博物館のサイトで開館時間を見てしまうと間違います.

また,あまりきちんと書いていないのですが,混雑状況がツイートされていますので,参考にされてはいかがでしょうか.
https://twitter.com/edohakugibochan

ちなみに,時間つぶしで見てきた,常設展内の特集展示が,江戸時代の旅行事情を当時の記録と五拾三次の浮世絵が併せて展示されており興味深かったです.

東海道五拾三次
-江戸の旅事情 お伊勢参りと物見遊山-


ゆっくり見ることが出来ましたしね.
と言うわけで,土曜日の場合,下記の様なスケジュールがおすすめかと.
15時頃行って,セット券を購入,通常開館時間中はゆっくり常設展示を見る.
17時になったら,特別展の大浮世絵展へ.

いかがでしょうか.