2014年5月25日日曜日

初夏の頃

群れをなす鯉
近くに鯉が泳ぐような川があります.
といっても幅5m程度の小さな川です.
 でも,鯉の他どこからかたまに亀もやってきます.

 ここのところ,夜鯉が数匹ばしゃばしゃと音を立てて泳いでいる事が多いので,調べてみたところ,今頃が鯉の産卵の時期だとか.
 そのため,群れを作っていると言うことでした.

 5月,鯉とくれば鯉のぼりが頭に浮かびましたので,そろって及ぶ鯉のぼりもこれに関係するのかと思い,調べてみましたが関係はないようですね.
 真鯉,緋鯉ときて子鯉であれば,散乱のために寄り添う真鯉緋鯉,そして生まれた子鯉,などと勝手に勘ぐってしまいましたが.

 
 調べたところ,鯉は,このころの季語でもないようです.
さて、この時期のお約束?
 私たちの年代はともかく、ショッカーと聞いて何のことか分かる人はどのぐらい居るのでしょうか。


距離の感覚を取り戻す


  先日,東京都現代美術館へ行った帰り,天気も良かったので,東京まで歩いてきました.
当日の歩いたルートはこちら.
 つい電車に乗ってしまうのですが,東京で有ればたいていの所は歩いて何とかなる距離であることを理解していましたので,地図を見るわけでもなく,何となく木場公園を後にしました.
 多少土地鑑があるのですが,山手線の東側は比較的東西の碁盤目状になっていますので,南北さえ間違わなければたいてい目的地に着けます. この日は先ず南下して葛西橋通り迄行き,通りに沿って西へ.
隅田川にぶつかったら永代通りに沿って歩きました.
 途中,いわゆる下町情緒のあふれる町中を歩きましたが,不思議と落ち着くというか,なじむというか.
 私はこういうところに住む方が性に合っているのではないかと考えてしまいます.
 日曜日と言うこともあり,葛西橋通りも永代通りも車は少なく,排ガスに悩まされることもなく歩けました.
 途中,車で通りすぎ
永代橋
 
るだけできちんと見たことの無かった永代橋を初めてゆっくりと鑑賞しました.
竣工してもうすぐ90年,きちんと維持管理されているのか,しっかり作っているものは持ちがよいのでしょうか,インフラ崩壊とは無縁の存在で居て欲しいです.

下流には大川端リバーシティ21が未来的な景観を作り,上流にはスカイツリーが見えるなど,歴史のある橋から見える景観としては考え深いものがありました.

永代橋から下流と上流を望む
 その後,休日の人も車も少ないビジネス街を順調に歩き,東京駅へ至りました.
 
 実はたいして離れていないのですが,通常は電車に乗ってしまう距離.
 特に地下鉄に乗ると地続きなのに,駅の周辺だけが意識の中に周囲と隔離された状態になり,「歩く」という発想が薄れてしまうのが不思議です.
 おかげで自分の知っている場所を久し振りに線でつなぎ,距離の感覚を取り戻しました.
 
 でも,震災があり歩いて帰宅した人も多かったのでこのあたりの意識は昔ほど無いのかもしれませんね.
 
 
 


2014年5月18日日曜日

現代アートに浸る

毎度おなじみ東京都現代美術館
先日、東京都現代美術館へMOTアニュアル「フラグメント」を見に行ってきました。
 2月から開催していたにもかかわらず、行ってきたのは最終日。狙っていたわけではなく、休みのタイミングが合わなかったということで。

 私がこの展覧会を狙っていたわけは、「パラモデル」というアートユニットの作品を見たかったからというのが一番の理由です。

http://www.moriyu-gallery.com/artists/profile.html?artist_id=3&l=jp

カプセルプラレールのレールを使ったアート
目に付いたきっかけは、プラレールのレールを使ったアートでした。
 当時、銀座にて個展が開かれていたのですが、結局見に行けず、悔しい思いをしていたので今回はリベンジだったのでした。

 
 組み合わせから生まれる規則性。
 プラレールですが、アートのため車両は必ずしも走行できませんが、走っているところを想像したり、思いもよらないパターンを見て楽しみました。

 パラモデルさんの展示作品のみ撮影可能だったため、遠慮無く撮影してきました。

 プラレールの他、地下鉄の駅構内案内図、プラモデルの作り方(取扱説明書)や、部品の付いたプラモデルのランナーをパターン化したアートに、マクロ視点での規則性の美しさと、ミクロ視点での個々の部品のおもしろさを感じて楽しみました。

嗚呼、ザブングル
プラモデルの作り方の中には、一つだけ私の知っているものがありました。
洋ものや、古き良き時代のものに混じって、それ、「ホバギー」はありました。
わかってしまうところが、マニアの所以。
 他の人が見ているよりもかなり長くその部屋に入り浸ってしまいました。





一つ欲しい…
そのほかにも、KAATで見た,ものの表面をはがして物体そのもののを見せる,青田真也さん,
チョークや,軽石に彫刻をしたり,トランプを絨毯に見立てて本当に刺繍してしまった髙田 安規子・政子さん,
消しゴムの内部を削って,四角い枠にしたり,色鉛筆の芯を彫刻したりする福田 尚代さん,
なかでも吉田 夏奈さんの作品はとても気に入ってしまいました.
 地球の断面と宇宙までを絵にしたり,まるで鉱物標本かボーリング調査をしたサンプルのような絵だったり,サイエンス(自然かな?)とアートが関わっていてしかも美しい.
 写真撮影は禁止されていましたが,ロビーにも一つ作品がありましたので1枚.
この中の一つだけでも欲しい….

 この日はとても天気がよい日でしたので,近くのコンビニでお弁当を買い,すぐ外の木場公園にて予定外のピクニックをしました.
楽しいひとときでした.
ちょっとジャンキーな昼食



2014年5月6日火曜日

科学技術基本計画-第4期 政府の取り組み

 今回は単なる読んで見ました&感想です.

もしもの世界-ものづくり立国日本への施策で勝手に空想していますが,もちろん国も黙って居るわけではなく,色々な施策を行っております.
 

科学技術基本計画(文部科学省)2011年
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/main5_a4.htm
日本産業再興プラン(首相官邸)2014年
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/seicho_senryaku2013_plan1.html

ちょっと時間が経っているためか文部科学省の内容はよく分かりますが,首相官邸の方は今ひとつ見えにくい.
縦割りをやめて効率化を,と言うことなのでしょうが私には経済産業省と文部科学省でどう分担していくのか分かったような分からないような,消化不良.

科学技術基本計画の方を見ていて気になったのが,

科学技術に対する国民の理解が必ずしも得られていない

これは一体なんですか??
役に立っている感がないと分析しているようで,
生活の安定,
利便性の向上
食料・水.エネルギーの安定供給
医療技術への注力

で理解してもらおうと言うことらしい.
 
 科学技術が主な食べていく手段である日本において,科学技術に対する理解が得られていないというのはキビシイですね.
 
これは成果から実感してもらおうということですが,「大切です!」と言い続けて理解してもらうのも重要ではないかと思います.

ちなみに,
こちらのPDFファイルの40ページ(文書ページは32)に育成に関係する方針がかかれています.

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/19/1293746_02.pdf

こんな所からも認められる科学技術の発信をして欲しいですね。

 

2014年5月4日日曜日

下手の横好き

 私の字はお世辞にも美しいとは言えず、どちらかというと汚い方に分類されます。
 かつて中学生のころ、あまりの判読の難しさのため教師より「インダス」というあだ名をちょうだいしたこともあるほどです。
 高校に入って美術教科を選択するという事があり、美術、書道、音楽の中から消去法で書道を選びました。

 書道の担当教師の私の字への評は
 「平安時代か江戸時代に生まれてくるべきであった」
 

いわく,そのぐらいに楷書がダメダメで,それに比して草書・行書は中の上ぐらいということでした.

 比較の問題であり,ほめられている訳ではないのでしょうがおかげで書道が好きになってしまいました.
 どうもさっさと流れるように書くのが,せっかちな性に合っている様です.

 しばらく筆をとって居なかったのですがたまたま文具店で様々な万年毛筆があることを知ってしまい,手始めに安いものを1本買い求め,少し書いてみました.
 

 さすがに久し振りだけ有って,下手な字です.
筆先の感触もなれていないためか?運筆がぎこちない.
 しかし,筆ペンとはいえ筆を持って背筋を伸ばして字を書くのは何とも気合いが入っていいものです.
 しばらく続けてみようかと思います.