汐留の地下道にあるポスター |
と言うわけで,暖かくなった11月最後の日曜9時30分に新橋の駅に降り立ちました.
建築関連の仕事をしている身内がいること,私自身が電気を扱う事ができるため,パナソニック電工時代に,ショールームを訪れたことはあったのですが,ミュージアムは今回初めて.
WEBサイトではこじんまりとした室内と理解しましたが,作品展示密度をみて楽しみにしていました.
サイトはこちら. http://panasonic.co.jp/es/museum/
朝,開場10分前に到着しましたが,すでに列が出来ており,甘く見ていた私は今年の浮世絵展を思い出してドキドキしてしまいました.
確かに入場直後は混雑していましたが,得意の速読を活かして説明文を読んだおかげでゆっくりと鑑賞することが出来ました.
知ってはいたものの,有名な形而上学的絵画を描くようになる時代以前の絵画が多数展示されており,しかも写実的(それでも「形而上学的絵画」と表記されていましたが)ですばらしいものがあり,予想外となる発見の楽しみがありました.
後半の絵画はもちろん,皆さんおなじみの超現実的なものですが,絵画の他に制作されていた彫像も良かったです.
ミニチュアがあれば,「ヘクトルとアンドロマケ」が欲しいです.
この上の方の像です.
紆余曲折の上、手にした図録 |
ところで,自画像で,「いかにもイタリア人」と思ったのは私だけでしょうか.
図録ではなく,画集を探して購入するつもりが…他の画家に比べると非常に少なく,結局図録を手にすることになりました.
(こちらの顛末はまた別途)
普通に見ると50分程度で見終わってしまう展覧会ですが、過剰に混雑していないため楽しめるものでした。
12月26日で終了ですので、汐留に行く機会がありましたら、一番上のリンクから割引券をゲットして(スマホ画面でもOKなのでふらっと行くことが出来る)鑑賞してみてはいかがでしょうか。