2014年12月31日水曜日

アート人気のバロメータ

 私自身がアート好きのため,あちこち出かけてはこのブログに記録していますが,アクセス解析をすると,人気度がよく分かることが判明.
 やはり,現代アート,作者が若く評価が一定していない方は検索されないことがよく分かります.
その一方,海外の美術館の収蔵品を持ってくる展覧会や,日本絵画,浮世絵などは人気があることがよく分かります.
 このままずっと現代アートについてウォッチしていけば,そのうち私も著名(?)評論家,と言うことでしょうか??

 このあたりが情報発信ができるインターネットのおもしろいところですね.
来年は久し振りにビールの紹介を「まじめに」してみようかとも考えています.

それでは,皆さん,良い年を!

2014年12月28日日曜日

ビーチコーミングをしてみる

 冬の海に行ったところ,分かったことがありました.
漂流物
これまでにないほど漂流物があり,ビーチコーミング出来る!

 いままで何度となく訪れていますが,これほど漂流物がありビーチグラスが見つかることはありませんでした.
 昨夜それほど荒れているとは思いませんでしたので,これは驚きでした.

白っぽい貝殻が集まっているところにある
湘南海岸ではビーチマネーといってビーチグラスをお金の変わりにし,海岸でビーチグラスを探す行動から海岸を綺麗にする啓蒙を行うという活動があるのですが,冬はチャンスかもしれませんね.
 私はかつて大量に集め,保有していたのですが,それらはそれこそ探す必要もないほど落ちている千葉は銚子で拾ったもの.
 (つまり私のビーチコーミングのホームは銚子!)
拾い集めたビーチグラス
ほとんど捨ててしまいましたが,銚子では角がほとんど無く長期間波にもまれていたものの方が多かったのですが,鎌倉ではまだ角があるものがほとんどですので,ビーチマネーとして拾い集めて頂くことが,安全に海岸で過ごせる事には重要かもしれません.
 昔を思い出してビーチコーミングしたところ…エイさんに遭遇.
エイの…ひもの?
これはかつて見たことがありませんでしたがさすがに拾って帰る訳にはいかないので写真のみ.
 海岸を楽しく歩くことが出来,昔を思い出しました.

 



















鎌倉冬の海-クルミッ子を求めて

 外れとはいえ一応鎌倉市に住んでいる私が実家に帰省するときに手みやげとして持っていく定番のクルミッ子の,「きりおとし」を購入しに鎌倉中心部へ出かけてきました.
 鎌倉紅谷
 首尾良く入手して,購入してから一度もまともに使っていないND8フィルタを使って波の写真を撮る事も狙っていました.

 さて,このクルミッ子のきりおとし,通販では購入不能,取り置きも非対応ということで,あることを確認してから急いで訪問するぐらいしか出来ないのでかなり入手難易度が高い手土産です.
 私も長い間その存在を知らなかったのですが,たまたま訪れた紅谷本店さんでそれを見かけ,購入したのが始まりでした.
 当時は知る人ぞ知るというものだったのですが,最近その存在が知れ渡ってしまったためか,午前中に売り切れることが多くまさにレアアイテムと化しています.

 今日は来訪前に電話することもせず,とにかく本店・雪の下店へ行ってみれば何とかなるだろう,と言う甘い考えで出かけたのですが,やはり甘かった….

 どちらも完売していたので,まずは腹ごしらえをして,写真を撮る予定であった海岸へ向かいながら最後の望み長谷店へ行くことに決めました.
 
 昼食はこの日が年内最後の営業であったWonderkitchenさん.
 中年のおっさんが一人で行くには少々気後れする所ではありますが,ここの料理のおいしさには勝てないのです.
シアワセを感じる一皿
年末のためか店内は今までで一番お客さんがいらっしゃいましたが,無事にいつもの(?)奥の席に座ることが出来ました.
 エビとキャベツのグリーンカレーとオリオンビールをいただきました.
 炒めたキャベツの甘味とグリーンカレーの辛さが作り出す複雑な味で十分幸せを感じることができました.
 「ご飯多めにしますか?」ときいてくれました.雑穀が混ぜられていてご飯もおいしいので有り難く「大盛り」にしていただき,この後の長谷,海岸線経由鎌倉駅まで歩くエネルギーとさせて頂きました.

 年末にはあまり人がいないのだろう,と思いきや長谷へ向かう道にはいつもと同じように観光客の方が歩いており,鎌倉が観光都市であることを改めて感じました.
ところで,この道を季節を通して歩いていて感じるのは,歩いている人の中で外国人の比率が高い,と言うことです.
 交通費節約なのか,このぐらいの距離は歩くものなのか,町並みを楽しんでいるのかは分かりませんが,訪れるたびに必ず何組の外国人グループとお会いします.
 もしかしたら日本人は観光するのにもあくせくしすぎなのかもしれませんね.
 混雑する大仏への道を歩き到着した紅谷長谷店さんには,ありました!「きりおとし」と「こわれ」.私は「きりおとし」の方を複数個買い求めてきびすを返し,海へ向かいました.

冬の海
江ノ電の長谷駅を海へ向かうと途端に人通りが減ります.
 さすがに冬の海を訪れるのは少数派のようですが,海岸にはカップル,グループ,子供連れなどが海を楽しんでいました.
 早速三脚を使って撮影開始しましたが,難しい…手持ちではぶれてしまって無理なのですが,三脚を使っても十分難しい.
 さらなる精進(取りまくって学ぶ)が必要であることが分かりました.

 
まともな方のスナップ


で,クルミッ子きりおとし







 
 

2014年12月27日土曜日

八木良太展 サイエンス/フィクション に行ってきました

 神奈川県民ホールギャラリーで行われている,八木良太展 サイエンス/フィクションに行ってきました.
 以前よりちょこちょこ現代アート展で見ている八木さんの個展です.
 いままで,こんなインスタレーションを見てきました.
 氷で作ったレコードをかける.時間が経つと溶けて音が消えていく…
 シャワーヘッドに取り付けられた指向性の高いスピーカーからシャワーの音が聞こえる.シャワーヘッドを持つとシャワーの音が聞こえ、音のシャワーを浴びる…
 

http://www.lyt.jp/

 この展覧会、写真撮影OKということで,勇んで愛機FZを持っていったのですが…
バッテリー容量がゼロ!Noooooooh!
 ということで急遽携帯で撮影することになってしまいました.

 この方の作品は電子機器を使う事が多く,こんな使い方があるのか,と関心することしきりなのです.
Cicada
XXポッドから垂れ下がったヘッドホンに抱きついている蝉の抜け殻.
そしてそのヘッドホンからはその蝉の鳴き声が流れているCicadaと言う作品.
 一つではなく、いくつもあり、それぞれ蝉の種類がちがうため、目をつぶっていると夏の林の中にいるようです.
 ランダムに鳴く(?)ため全部の鳴き声を聞くためにはそれなりにその場に居る必要があります.

 レコードを壁に取付け,先のとがったモノ(鉛筆、釘など)で溝をなぞることで音を聞くMegaphonia.
 手で持っている部分が遠いため,共振する鉛筆の方が良く聞こえるということに変に納得.
 最初説明を見ていなかったので何の展示か分かりませんでしたが,レコードのレーベル面に鉛筆の跡があったので気が付きました.



Timer

Timerという砂時計の砂の落ちる音を増幅して聞く作品.
 それだけ取り出して聴くとおそらくホワイトノイズと聞き分けられないと思いますが,実物を前にじっと砂の落ちる音を聴いているとなぜかリラックスしてきます.
 いくつか種類の違う砂時計があるのですが,残念ながら凡人の耳を持つ私には差が分かりませんでした.


Sphereの間

引き出したビデオテープやカセットテープを球に巻き付けてこれを回し,オーディオヘッドやビデオヘッドで読みとった音や画像を表示するVideoSphereとAudioSphere.
 どちらも以前見たことがありました.
 ホワイトノイズや砂嵐しか再生されないのですが,偶然何かが映ったり,意味のある音が出てくるのではないかと考えたりしました.






左はカセットテープを丸ではないリールに巻いたモノ.展示だけだったのですが,聴いてみたい作品です.

 このほかにも一同に作品が集まって居る上に会場が広いのでゆっくり楽しめます.
 カメラを持ってお出かけしてはいかがでしょうか.

 ちなみに、この日は午前中に横浜駅前で献血し,Baybikeでゆっくり(献血の後の激しい運動は厳禁!)と山下公園まで移動し,神奈川県民ホールまで行きました.
 クリスマス前のみなとみらいは楽しそうに歩く人々で一杯でした.





 
 

上野東京ライン

 ふと地元の駅の変化点に気が付きました.
 上りの表示だけ新しい.
 しかも3行表示で周りとバランス取れていない….

 テープで隠しているところもあり…何だろうと見てみると,ああ,上野東京ラインの準備だったのですね.
 上野東京ライン
 私の出身地である,千葉県北西部へ戻りやすくなるのかな?
上野東京ラインの文字
湘南新宿ラインのように他線のトラブル運行状況が振られない工夫をお願いしたいですね.

 結構昔からあった構想のようですが,推進のきっかけは品川の電車区を尾久に統合して余った土地でビジネスをするためだととか.
 来年の3月14日いよいよダイヤ改正です.


 

2014年12月22日月曜日

USB3.0の恩恵

 私のデスクトップPCには古いマザーボードが載っているのですが、出始めのUSB3.0ポートが2つだけあります.
 近頃、会社にて業務用で支給されたノートPCにあるUSBがすべて3.0という仕様でした.
 PC環境の移行時に外付けHDDを通じてデータ移設をしたところ,SSD仕様のPCだったこともあり、HDD→ノートPC(USB3.0経由)が非常に高速に感じたのでHDD仕様ながら3.0が使える自分のPCでその速度を確認してみることにしました。

 残念ながら古いマザーボードのため、バックパネルのみにしかポートがありません…
USB3.0カードリーダ:RDF5
ということで、USB3.0延長ケーブルと3.0ハブ,3.0カードリーダを購入し,ネオ一眼の愛機、FZ150で撮影してSDに入れたままの写真をHDDに移動してみました.

 正直、ここまで早いとは思いませんでしたので,体感を数値化すべくCrystalDiskMarkで測定してみました.
 USB3.0ハブ:U3H-A401BSV(エレコム:779円!)
 USB3.0カードリーダ:RDF5(トラセンド:599円!)
 SDHCカード:SP eliteUHS-1 16G(シリコンパワー)
 
 USB2.0カードリーダ:BSCRA26U2(バッファローコクヨサプライ)
 こうまで数値ででると,早く感じる訳も納得….
 
USB2.0カードリーダ:BSCRA26U2
人からもらった出始めのSSD(16G,2008年当時2万円)と比べてみてもかなり早い.1500円のSDと1500円程度のアクセサリで6年前の最新技術とほぼ同じ.
 技術の進歩は恐ろしいですね.
 これを利用してこれからも沢山写真を撮ってどんどんPCへ転送しなければ.(^^;)
 おかげでPC部品の更新は先に伸びそうです.

MTRON MSD-SATA3525-016


2014年12月7日日曜日

妙本寺再訪

 先日紅葉を見に鎌倉へ行きましたが,一部まだ時期が早く色づいていませんでした.
今週色づきが良くなったという噂を聞いて,妙本寺の銀杏を見に行きました.

 前回青々としていた状態を見ていただけに,色づいている銀杏
本堂より
を見てつい,「素晴らしい」と口をついて出てしまいました.
 前回より2時間早い参拝時間でしたが,比企ヶ谷津にある妙本寺はすでにほとんどが日陰.
三脚を持ってきていない私にとっては撮影難度が飛躍的に上がるコンディションでした.
 背後の針葉樹とのコントラストが美しく,日が当たっていればもっと美しく映えると思います.

 十分堪能&撮影して妙本寺を後にしました.




 
11/23青々とした大銀杏
12/7色づいた大銀杏

2014年12月6日土曜日

乗り捨てレンタサイクル考-東京自転車散歩

 先日こちらで,横浜みなとみらいで実施されている乗り捨てレンタサイクル,Baybikeを体験したので紹介しましたが,ちょうどちよくるを体験する機会がありましたのでこちらで続報として紹介します.

 11月30日(日)新橋で,デ・キリコ展を見たのがきっかけでした.
 キリコ展,良かったので画集が欲しくなりました.
 図録派ではないので,別の画集を会場外で検索したところ…あまりに少なくしかもお値段が高い!
 もちろん中身を見ることは出来ない!
 (会場で中身を見て購入を決めた本についてはこちら
 ひらめいたのは,古書の街神保町!
人通りも少ない午前中の銀座
理化学書を扱っている店は少ないのですが,音楽や美術,文学などの文化系のお店は沢山ある!ということで急遽ちよくるで出撃決定!
 ちよくるのページはこちら

 あらかじめ登録はしておいたのですが,近くの場所を探し有楽町の東京国際フォーラムに最寄りのポートがあるということで移動開始しました.
 新橋と有楽町は一駅の区間ですが,銀座を歩けばそれほど問題のない距離.
 銀座というハイソ?(死語)な街とは普段関係ない生活をしているのですが,昔取った杵柄,と言うやつで土地鑑はバッチリあるので,颯爽と?銀座の街を通り過ぎていきます.
 昔(10年以上前)に比べるとブランドショップが裏通りまでに進出しており,さすがに街は様変わりしていました.
 さて,20分ほどで東京国際フォーラム(ポート番号D03)に到着.
東京の街(信号待ちの間撮影)
ポートは見つかったものの、借り出し機がない…と思ったら,

 ちよくるは電動アシスト自転車、と言うことで借り出しユニットは本体直づけでした.
 シートの高さを合わせて(重要)、有楽町の街へ乗り出します.
 と,ここで物欲の虫が騒ぎ出し…急遽秋葉原を経由することに決定!

 かつて自分の自転車で東京を走り回っていたせいか,他人の自転車で走ってみるとなぜか変な感じがしました.
 さて、ここでも土地鑑を活かし東京駅の八重洲口側を通り過ぎた後,中央通りへ出て日本橋を通り抜けて秋葉原へ.
 
 秋葉原のポートははずれの方にある公園を選択しました.(C10)
 
 Baybikeの様に貸出機を別置きする必要がないので,こちらの方が設置の自由度はあるようです.(置くだけ&電源敷設のみ)
 そのせいか,ポートの所在地を示すわかりやすい看板などはなく,GPS付きのスマホを持たない私にとってはポートに近づいてから実際のポートにたどり着くまでに時間がかかりました.
ちよくるのポートC10芳林公園にて
たとえて言えば,ちょっとした宝探し気分(オリエンテーリング気分)です.
 ここのポートで言えば公園についてから反対側の入り口に見つけるまで時間がかかりました.
 
 一応社会実験中と言うことですが,案内板の設置は改善ポイントではないかと思います.

 返却後に表示された時間は24分,ということで基本料金の100円で終了.
 結構とばしましたので(自転車についている速度計で30km:ロードレーサーの方よりチョイ遅いぐらい:以上出している)少々疲れました.
この距離であれば普通の方はもっと時間がかかり,電車賃以上となりますので節約が主目的の方は要注意です.

 さて,秋葉原でお目当てのガジェットをさがして歩き回っている間,思ったより足に疲労が来ていることに気が付きましたが,かまわず再び同じポートから神保町(B03)へ向かいます.
 ここで,電動アシスト付きを活かして,淡路町経由の坂なしルートではなく,駿河台の丘を経由して向かいました.
 自宅に同様の自転車があるのですが,坂を上ることは滅多にないので坂に対するアシストは頼もしく,比較的楽にお茶の水駅まで上がることが出来ました.
 さて,順調に坂を下りてポートそばに来たのでオリエンテーリング開始.
 出発前にタブレットで確認したっきり地図を見ていませんでしたが,見つけることができずサイトにアクセスしてやっと発見.通り1本手前で探していました.

 この辺はよっぽど知っている場所でなければ地図アプリで確認しながら走行しないと時間ばかりかかりますので要注意です.
手にした図録
まあ,本来の目的は千代田区内に住んでいる方,仕事をしている方向けなのでやむを得ないのでしょうが….
 さて,肝心の目的ですが,やはりデ・キリコの画集はほとんど見つからず,見つかったのはなんと今回の展覧会の図録でした.
 と言うわけで結局図録を定価以下で手に入れることになりました.
 図録を神保町で探したことはなかったのですが,かなりの種類があることを確認.
展覧会で図録を買わずに後悔した方は訪ねてみるのも良いかもしれません.

 さて,最後は少し遅い昼食を,神保町交差点そばのはなまるうどんでいただき,神保町を後にしました.
  
 ちよくるは設置の関係上,区の管理している公園などにポートがあり,観光スポットやそのそばにあるBaybikeとは異なるため,私のような外部からくる者は行き先のポートを探すのに手間取ることがあります.
 スマホで位置を確認しながらと言っても走行中には見ることが出来ないため,(スマホながら運転は危険ですので禁止です)この「探す」という行為を楽しめる人向けとも言えます.
 
 また,神田→北の丸公園,神保町→秋葉原,神保町→有楽町など,比較的距離が短く,かつ乗り換え無しで行けないルートに使ってみるのは面白いかもしれません.

 探すと言う行為を逆手にとってサイクルオリエンテーリングが出来ますね.
 チェックポイントは決められたポートで,返せば携帯にメールが来るのでゴール後に確認も可能です.
 交通安全には気を付けなければいけませんが,だれか開催してくれないかなぁ….