2016年3月20日日曜日

紙の地図

 私は地図好きです.
かつてのバイブルです
子供のころから家にあった市街地図を眺めていました.
 自転車で2度登った箱根は2万5千分の一の地形図も持っていました.
 就職し家を出たときに東京と神奈川のの都市部がまとめて乗っている地図を購入したほどです. 
 そして,米国に赴任したときも,旅行で初めてハワイに行ったときも,最初に買ったものは地図でした.
 しかし,WEB上での地図が普通に使えるようになり,紙の地図は廃れているように思えます.

 まあ,印刷した直後から陳腐化が始まるわけですから,次々変わっていくWEB上の地図に叶うわけはありません.
 もともとデータを印刷したものなのですしね.
 でも,紙の地図は故障しない,使うのにエネルギーも必要ない.

 一方今日,部屋の整理をして東京の市街地図とハワイの地図を手放すことを決めました.
 行ったところはたいてい頭の中にしまいこまれています.
 そして思い出すときはWEBの地図をみてディテールを思い出すことにしたのです.
 今までの感謝と共に,お見送りです.

 そうそう,私は地図を見てニコニコできる種類の人間です.
 周りがわからないと落ち着かない人種(イヌ型?),ともいえるかもしれません.