2014年3月21日金曜日

帰ってきたKindle

私がKindleというタブレットを使い始めてから,1年ともうすぐ4ヶ月.
一度は弄びすぎて往生させてしまい,2台目のKindleにて楽しいITライフを過ごしておりました…が.
今週の火曜日,出かけている最中には何ともなかったKindleが全く立ち上がらなくなりました.
文鎮は2個も欲しくないので,必死でトラブルシュートすると…
1:充電池が完全に放電している
2:再充電されなくなっている
事が判明しました.
 つまり,電池がないので電源が入らないが,再充電も出来ない状態なので,電源を供給しても初期充電が完了しないので電源が入らない.
 
 と言う状態です.

 ここの結論に至るまでに判明した事実は
1:電池がない時に充電を開始するとACアダプタが加熱するが室温のまま
2:ごくまれに電源が入るが,充電を開始してもいつまで経っても充電容量値がゼロのまま
 (もちろんACアダプタを抜いたとたんに電源OFF)
 でした.

 結果的を先に言うと、復活できました!

 
摘出したリチウムイオンポリマー電池(奥)と移植したKindle
文鎮化していた先代を分解、充電池を入れ替えたところ、通常通り充電が開始され、元の通りに使用できるようになりました。

 私はラッキーでした。
 今回の場合、原因として考えられるのは、
1:外部電源の入り口であるマイクロUSBコネクタの破損
2:充電池の破壊
3:充電制御素子の故障
4:その他
 が考えられますが、
1は、メイン基板に半田付けですので、除去と再半田にはテクニックが必要
(つまり復活は五分以下)
3もSMD化どころかBGAで有れば素人がリワークするのは至難の業
4だとそれこそ何処をどうすれば良いのか分からない、と言うわけです。

消費増税前に出費を覚悟しましたが、外科手術の末戻ってきて頂けました。

今考えると、ダメになる前後で本体使用中従来より暖かくなっていましたので、それが兆候だったのでしょう。

今回、タブレット無しで2日過ごしましたが、普段はタブレット保有の替わりにガラケーを使っているため、デジタルデバイド感を十分味わう、貴重な機会となりました。
 初代はかくて部品取りの役になりましたが、これからもドナーとして活躍しそうです。



 

2014年3月2日日曜日

真摯に生きることは死を見つめること?

 
 三月,この時期が今年もやってきました.
 
 東日本大震災で無くなったすべての方へ,合掌.

 
 志途中で思いを残したまま生命を奪われた大勢の方に比べて,自分は運良く与えられ・続けられて来た命をきちんと生ききっていると言えるだろうか.
 明日突然自分の命が絶たれたとして本当に「楽しかった,良い人生だった」と思えるだろうか.

 と,頭をガツンとやられてから三年.
 改めて思った,真摯に自分の人生一瞬一瞬を大事に過ごしたいという意志.
 この時期になると改めて自分に問いています.

 自分のすべき事・出来る事を悔いなく行い,自分の人生を全うすることが,無くなった方への供養になると私は考えています.
 
 
 人という生き物はもろく,命そのものが多数の不確定要素が組み合わさって続いています.
 これを真摯に受け止めなければ真に真摯に生きることはできないと考えています.

 私は,これからも真摯に死を見つめながら,真摯に生きていきます.
 この意味で私はあの出来事を忘れることはないでしょう.