2014年4月29日火曜日

アンディ・ウォーホル展に行ってきました

5/6で終了となる前に,アンディ・ウォーホル展に行ってきました.

最初に、混雑を避けるための智恵を。
ローソンのロッピーでチケットを事前購入しておきましょう。
並ばなくて済みます!
これは森美術館の他の展覧会でも同じですのでご検討下さい!
最悪、六本木ヒルズのウエストタワーにもローソンがありますのでそこで買ってからでも遅くない!!

http://www.mori.art.museum/contents/andy_warhol/

大混雑を予想していたので,GWの平日である明日行く予定にしていたのですが,天候のことを考えて,今日のしかも午後遅くからにスイッチしました.

16時に六本木ヒルズについたものの,入り口で「20分待ち」の表示.
Oh!Nooooooo!
果たして,
1:チケットの購入で10分強
2:エレベータ待ちで10分弱
と予告通りの時間がかかりました.

で,上がってみると…
絵の前で待ち行列発生中!
唯一撮影を許されているレースカー
22時までの開館時間を考えると,16時でも早すぎました!
というわけで,最初に現れたベンチ(マリリンの前)と図録サンプルを確保し,マリリンとエルビスを人の合間から見ながら時間つぶし開始!!

時間をつぶしながら,うとうとしてしまい,図録を落っことしそうになること2回.
先日20万人の来場者があったとアナウンスがあった同展ですが,まさか混雑している中で居眠りしている人など100人に満たないでしょう.

さて,17時を過ぎたところで人が減ってきたので改めて鑑賞開始!
イラストレータをしていた頃にかかれた鉛筆スケッチの中にも気に入ったものがあり,ゆっくりと見ることが出来ました.

米国生活中は,実際にグローサリーストアでキャンベルスープが各種棚にそれこそウォーホルの絵のように並んでいるのをみて
「おお♪」
などと感動していた事を思い出しました.
多重露光したらちょっと良い感じ
また,当時始めて登場したばかりのインスタント証明写真機を使ってのお遊びのような作品もありました.
 実は若い頃自分たちもこれで遊んだことがあったのですが,実はウォーホルがやっていたことだったと始めて知り,興味深かったです.
 やっぱりお尻を出して居る人もいたりして,「やることは同じ」と妙に納得しました.

 私のお気に入りは,
(やっぱり)キャンベルスープシリーズ
 絶滅危惧種シリーズ
 後期の企業広告シリーズ
 初期のイラスト
 ですね.
 もうちょっとゆっくりと鑑賞出来れば良かったのですが、これ以上遅いと明日に響くので、18時30分に見終わって出てきました。
 六本木ヒルズを駅に向かって歩いているときに、ライトアップされた東京タワーが見えましたので、最後に写真を撮って六本木を後にしました。



2014年3月21日金曜日

帰ってきたKindle

私がKindleというタブレットを使い始めてから,1年ともうすぐ4ヶ月.
一度は弄びすぎて往生させてしまい,2台目のKindleにて楽しいITライフを過ごしておりました…が.
今週の火曜日,出かけている最中には何ともなかったKindleが全く立ち上がらなくなりました.
文鎮は2個も欲しくないので,必死でトラブルシュートすると…
1:充電池が完全に放電している
2:再充電されなくなっている
事が判明しました.
 つまり,電池がないので電源が入らないが,再充電も出来ない状態なので,電源を供給しても初期充電が完了しないので電源が入らない.
 
 と言う状態です.

 ここの結論に至るまでに判明した事実は
1:電池がない時に充電を開始するとACアダプタが加熱するが室温のまま
2:ごくまれに電源が入るが,充電を開始してもいつまで経っても充電容量値がゼロのまま
 (もちろんACアダプタを抜いたとたんに電源OFF)
 でした.

 結果的を先に言うと、復活できました!

 
摘出したリチウムイオンポリマー電池(奥)と移植したKindle
文鎮化していた先代を分解、充電池を入れ替えたところ、通常通り充電が開始され、元の通りに使用できるようになりました。

 私はラッキーでした。
 今回の場合、原因として考えられるのは、
1:外部電源の入り口であるマイクロUSBコネクタの破損
2:充電池の破壊
3:充電制御素子の故障
4:その他
 が考えられますが、
1は、メイン基板に半田付けですので、除去と再半田にはテクニックが必要
(つまり復活は五分以下)
3もSMD化どころかBGAで有れば素人がリワークするのは至難の業
4だとそれこそ何処をどうすれば良いのか分からない、と言うわけです。

消費増税前に出費を覚悟しましたが、外科手術の末戻ってきて頂けました。

今考えると、ダメになる前後で本体使用中従来より暖かくなっていましたので、それが兆候だったのでしょう。

今回、タブレット無しで2日過ごしましたが、普段はタブレット保有の替わりにガラケーを使っているため、デジタルデバイド感を十分味わう、貴重な機会となりました。
 初代はかくて部品取りの役になりましたが、これからもドナーとして活躍しそうです。



 

2014年3月2日日曜日

真摯に生きることは死を見つめること?

 
 三月,この時期が今年もやってきました.
 
 東日本大震災で無くなったすべての方へ,合掌.

 
 志途中で思いを残したまま生命を奪われた大勢の方に比べて,自分は運良く与えられ・続けられて来た命をきちんと生ききっていると言えるだろうか.
 明日突然自分の命が絶たれたとして本当に「楽しかった,良い人生だった」と思えるだろうか.

 と,頭をガツンとやられてから三年.
 改めて思った,真摯に自分の人生一瞬一瞬を大事に過ごしたいという意志.
 この時期になると改めて自分に問いています.

 自分のすべき事・出来る事を悔いなく行い,自分の人生を全うすることが,無くなった方への供養になると私は考えています.
 
 
 人という生き物はもろく,命そのものが多数の不確定要素が組み合わさって続いています.
 これを真摯に受け止めなければ真に真摯に生きることはできないと考えています.

 私は,これからも真摯に死を見つめながら,真摯に生きていきます.
 この意味で私はあの出来事を忘れることはないでしょう.
 

2014年1月26日日曜日

もしもの世界-失言保護

国連失言保護機構:
国連の権限により,その国の政治家が失言により国際的な問題を起こしそうになった場合,あらゆる手段を執って積極的に仲介を行って誤解や緊張を解き,世界秩序の維持を行う機関.

 国連の組織でありながら,相互扶助的な面を持ち,加盟を希望する国は一定額の供出金を毎年機構へ納める.
 供出金は前会計年度における,その国の機構利用実績に応じて決まる.
 つまり,失言を多くしてトラブルを発生させることの多かった国は供出金を多く支払う必要がある.

 年に一度,機構への供出金が多かった国が発表されるため,
名前の挙がった国の国民は政治家の質が低い事を世界へ通知されて恥をかく
国費からの余計な出費が増える
 このため,各国国民の国内政治への真剣さが増し,結果として機構はよりまともな政治家を選択するよう間接的に促している.

 失言が無くなりトラブルが減少すると機構の活動資金が減っていくが,もとより相互理解を目的とする組織のため,むしろそのような状態を目標として活動している.

 この機構は国連の安全保障にも大きな影響力を持ち,仲介のためには抑止力としての武力を使うことも辞さない一方,平和維持のためにPKOを行う事も要請する.

 機構の要請により国連軍として軍事力を提供した国に対しては供出金が貢献度に応じて減免される制度もある.

 メンバーはいったいどんな人がなるべきなのでしょうかね~.

 嗚呼,もしもの世界.

もしもの世界-ものづくり立国日本への施策

相当炎上しております,下記のトピック.

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0119/638956.htm?o=0&p=0

 プラスに捉えて,ものづくり立国日本への「もしも」の施策を空想してみました.

20XX年,時の政権与党が理工系国立大学への超偏重予算分配を決定.
その中には,当該大学へ通う学生への過剰とも言える援助が含まれることになった.

 学生への援助:
 十分な被服費,食費・住居費の援助.
 ただし,技術偏重では困るため,金銭感覚を身につけさせるため,領収書提出必須の申請制.
 かっこいい理系学生を作り,世の中のあこがれとすべく,形から実現させる.
 また,学習効率を高めるため,栄養価の高い食事が必要と判断され,成績の良い学生に限って,国の管理する超高級学生寮へ強制的に入居させる.
 同時に国費で留学させるなどの国際感覚も身につけさせる施策や,現代の名工への期間徒弟制度が行われ,次世代のものづくり日本を支える人材を育てる.

SFいや,政治的なフィクションだから,PF?

たとえば…
 
 
この国費学生寮に入居している学生を世の中では国策生と呼び,最初は批判的な意見が寄せられたが物作りの現場にある者たちからはエールも多かった.
 その批判に耐えた者たちが社会に出て数年後,
 彼らが作成した論文の引用件数が増大
 企業に就職した者が開発した基幹技術により全世界的に特許取得がされた
 日本発の技術が,世界へ貢献し同時に利益を上げるケースが出てきた
 ため,以後政権与党が変わっても国策としてこの制度が続けられることとなった…

 とか.
 学生寮のなかの確執とか,悲哀とか,批判に耐えて研究する人のドラマとか,空想の世界は広がりますね.

 嗚呼,もしもの世界.
 

Photosynthで遊んでみた

マイクロソフトのWEBサービスPhotosynthがWEB上で紹介されていましたので、遊んでみました。

元ネタはこちら。
http://gigazine.net/news/20140117-photosynth/

Photosynthサイトはこちら
http://photosynth.net/default.aspx

片瀬江ノ島からの眺望
http://photosynth.net/preview/view/1e8a855b-9287-4a9f-8f18-270b5c06287f

KAART3階
http://photosynth.net/preview/view/77ecb10c-99c0-45ca-a953-6671fd71277b

山下公園
http://photosynth.net/preview/view/e1395026-76cd-449a-a792-a1c75828645d

なぜか、Yamashita とつづると文字化けしてしまいますsitaとするとOK。なぜ?

パノラマばかりなのですが、遊んでいて気が付いたのは人の顔が写っている場合は要注意と言うことですね。
今回ははっきり分かるところは黒塗りしました。

パノラマばかりではなく、スピンなどでも遊んでみようと思います。

アート心の欲求不満解消

1月25日に出かけた展覧会での欲求不満解消のため、NHKEテレで紹介されていた、展覧会へ急遽出かけてきました。

入り口にて
横浜なので近く、思い立ってすぐ行けるのが助かります。
(Eテレでの紹介9:45分からで、家を出たのが11時、会場に到着したのが11時30分)
せっかく紹介しても、展覧会自体は1月30日までなので残念ですが、木曜日までに行ける方はチャレンジしてはいかがでしょうか。
また、このシリーズは、何度か開催されているようですので、私もウォッチしていこうと思います。

http://www.offreco.info/

音や日常のものを使ったインスタレーション、食品の製造工程(展示されているのは、伊達巻きの製造工程)をアニメにしたものなどがあり、小さいながらも楽しめました。

食品の製造ラインアニメは、延々と同じシーンが繰り返されるだけなのですが、なぜか見てしまい、伊達巻きの元?を型に流し入れる工程では流し込みのONOFFには***式のバルブを使っているな?と分析してしまったりして、設備設計者の性を感じました。


ドアを使ったインスタレーション
ドアを使ったインスタレーションでは、ランダムにドアが開いては閉まるのですが,最初は気が付かず,汎用品を並べて別の意味を感じさせる物かと思いました.
よく見ていると,ドアノブがきちんと動いてから開きます.
開閉動作そのものはドアに取り付けたベルトを巻き上げる事によって行っているようですので,開かれる,というドアの使い方をリアルに再現しているほか,ノブを操作することにより閉まっているる状態を確保出来る狙いのようです.
しばらく開閉を見ていましたが,法則性を見つけることは出来ませんでした.

ビデオテープを巻き付けた球体とピックアップ
音のインスタレーションとして,ビデオテープやカセットテープを取り出して球に貼り付け,これを回しておいて磁気ヘッドを当てて読みとった音や画像を流すという物がありました.
この方は八木良太さんという,以前MOTで見た,レコードを氷で作ってそれをかけ,時間と共に溶けていき,音が変わっていくというアートを作っていた方でした.
ビデオテープですが,残念ながらビデオヘッドではなく音声用のヘッドでした.
まあ,ビデオヘッドは超高速で回転していますから,このような仕組みでは危険すぎて,本当にビデオヘッドで作るのは先ず無理ですけれどね.

塗装をはがされたグランドピアノ
他にも,素材の表面を削って物の本質をさらけ出そうという展示もあり,今回はグランドピアノでした.
場所により,合板だったり無垢材だったり,なぜこんな作り方なのかを考えることになり,まさに作者の思惑通り.
しかし,あのグランドピアノの曲線をどうやって合板を曲げて作っているのか謎が残りました.

 展示されている作品は少数で規模も段違いですが,前日の欲求不満は十分解消されました.

さてさて,会場の神奈川芸術劇場は建物内にNHK横浜支局が同居しており,今日は子供向けのイベントが開催されていました.
我が子が小さいときにみたわんわんや,どーも君など子供が沢山楽しんでいました.
と,ステージでは,かつての歌のお姉さん,はいだしょうこさんが!
すぐ分かるところが,オタクいや,子供が居る証拠.
私個人的には,歌も良いのですが,絵を描いて欲しい(はいだしょうこ,絵で検索)
などとマニアな欲求を持ちましたが,子供たちは楽しそうにステージを見ていました.

しょうこおねえさん