2015年10月12日月曜日

春画展へ遠征

各駅からの距離(円表示)
9月中旬のころのような気候になる,ということで,かねてから予定していた春画展を見るため,文京区の永青文庫へ行ってきました.
 こちらはどの駅からも徒歩で10分以上あるということで,公式には有楽町線江戸川橋1a出口または,副都心線雑司が谷3番出口,目白駅からバス,となっています.
 私は地図を確認の上,面白そうな早稲田駅(3a出口)から歩いてみました.
 ちなみに,地図上では早稲田駅と江戸川橋はほぼ同じ.雑司が谷は坂を上がらなくてよいのですが,やや遠めといった感じです.
 実は,先日出かける予定だったのですが,横浜からは1時間以上かかるため,往復の時間を考えるとその後の予定に間に合わないことがわかったため,その日は諦めたのでした.
平日だったのに,惜しいことをしたのは後になってわかるおはなし….
当分カツは不要と思わせるサイズ

 歩く前に,お昼前となったので,腹ごしらえ.
 学生街の若者向きランチを頂きました.
 最近,ランチと調べると,ラーメンか,おしゃれなカフェのヒット率が高く,その間が生息域の私のようなおじさんは少々困る場合がありまして…というわけもあり,早稲田を選択したのでした.
 揚げたてで,ちゃんとした肉を使っており,「お化けのフライ」ということもなく,コストパフォーマンスは非常に高いものでした.
 しかも驚いたことに,脂っこくない!
 自分の半分も行かない若者が食事後にキャイキャイ言いながらたむろって居るのを見ると,自分が年を食ったことがよくわかります…ありがたや.

 さて,永青文庫に向かって出発しましたが,途中早稲田の近くで魅力的な古書店が,と思ったらブックカフェで特別に古書フェアが開催されており,ふらふらと….
(気になる方はCAT’S CRADLE で検索)
 これではいつまで経っても到着しないということで,後ろ髪を引かれながら店を後に目的地に向かいます.

 新目白通りを渡り,リーがロイヤルホテルを背にして坂を上がると,到着しました,永青文庫.
 あまり人が居ないなぁ,と油断して敷地内に入ったところ,野外特設トイレが目に入りました.
まさか,と思い,前売り券を切ってもらい中に入ると…!!!
 狭い空間にものすごい人でした.
入り口は人が居ないのでしたが
実際には大きな美術館で「混雑している」状態ほど人は居ないのでしょうが,いかんせんそこは狭い館内.

 4階の展示室から見始めるのですが,階段を上ったのと,はじめのところに空調がなく,人でごった返しているため,皆さん汗を拭き拭き鑑賞されていました.
 私は順番にこだわらない人なので,比較的空いている部分から鑑賞開始.
気が付いたら,案内の方も,「どちらから見ていただいても構いませんので空いているところからどうぞ」と案内はしていましたが,それに従っている人はほんの1割ほどでした.
 せっかく原画があるのに(特に4階の肉筆画)なかなか見ることができないこと,拡大した印刷物が展示されている(意味ないじゃん!)ということでやや欲求不満.
 階を降りていくとだんだん人がバラけてくるのですが,3階は印刷されたものになりやや数が増え,且つ部屋が狭いため難儀します.
2階が最後のフロアですが,展示物はごく少しだけ.
しかし,細川家で代々所有していたものがあり,「さすが大名」(しかも色数が多く,特別なもの)と思わせました.
 …でも,春画ですけど.

 でも,アメリカのアダルトなお店のような,あけっぴろげな健康的ないやらしさが春画のすごいところ.(されど春画)
しかも,世界的にも印刷物が庶民にいきわたっていないこの時代に刷られたこの春画が世の中に多数あったということを考えると,確かに江戸時代の日本はとんでもなく進んでいたことがわかります.
 
 日本ではそれを長い間評価していなかったのですが,今こうして国内でも春画の展覧会が開かれるという現状は興味深いことです.
 ちなみに,来場者は,男同士で来られたご老人,老夫婦,若いカップルのほか,若い女性がかなり来られていて驚くというか,何か納得してしまいました.

 実は私はこの展覧会の前に,浮世絵の本を古書店で購入していたため,目新しさ
というよりは実物を見る,というのが主眼になってしまっていました.
管理者に注目
ですので,今回のような混雑した状況では実物をじっくり見ることが叶わず,平日に訪れることができなかったのを悔やんだのでした.

2015年10月11日日曜日

無になって?楽しむ

 本日かまくら駅前蔵書室で行なわれた読書の秋まつりにて,ぞうさんと赤いめがねさんのライブを聞いてきました.
 トークも楽しく,音楽も楽しく,思いっきり楽しませていただきました.

 で,演奏者の赤いめがねさん,こと古田朝映さんから,「ニコニコしながら聞いていた人」というコメントをいただきました.
 ばれてますね.
 ですが,無意識です,あくまでも.
 ただし,音楽や講演,絵画などを見るときは,素になって(オープンマインド,と自分では勝手に言っております)
 感じるようにしているため,そのときはニタニタ顔になっている…と思っていました.
 (自分の表情は確認できませんので)
 今回,はっきりと御指摘いただきましたので,やはりそのまんま顔に出ているということで,確定.

 同じように講演を聴いていていると自然に体が前のめりに….
 今日の講演の後でも言われてしまいました.(あははは)

 ここのところよくコンサートにいきますが,暗がりですのでおそらく周囲の人は「この「ニタニタ顔」には気がつかないのだと思います.

 ちなみに,ここの所立て続けに聞きに言っている畠山美由紀さんも田島貴男さんもどちらもMCが楽しい人で,テレビでお笑いを聞いているように受けています.
 ライブの最初っからこの調子なので,間違いなく周りから浮いている(周りの方は「あったまる」のが遅い)と感じていますが,「楽しみ」に行っているので全く気にしないようにしていますけれど.

 そういう意味でも今日のお2人はとっても楽しかったです.
 CDがないので,「水分取られる」と「たまねぎ」が回らなくなったころ禁断症状が出るかもしれません.
 いい曲も一杯ですよ~.
 

 で,つまらない講演だといったいどういう態度となっているのか,ヒヤヒヤものであります.
 ものすごい怖い顔だったりして.
 会社の年始挨拶などでも一番前で聞いているので,社長の話がつまらないと感じたら…,ゾーっとしますね.
 

まだまだできることアリ?

 本日,かまくら駅前蔵書室にておこなわれた読書の秋まつりに参加してきました.
ぞうさんと赤いメガネさんのライブと,山崎大地さん,絵本「ロケット王子」の作者であるまゆこさんのトークショーでした.
 ライブ,についてはまたの機会として,トークショーもとても楽しめました.

 民間の宇宙ビジネスが遅れている日本の現状についてお話いただきました.
 国策で宇宙事業を行なっている日本では無理もないのかもしれませんが,この話を伺ったときに,燃料電池の事業について中央に近い方が言っていたことを思い出しました.

 クリーンディーゼルだろうと燃料電池車だろうと何でもよい.要は日本の技術が他の国より進んでいさえすればなんでもよい.
 燃料電池には費用を使ってきたし,そろそろ後は民間でやってもらうことになる….
 そして,事実燃料電池に対する補助金事業は終焉し,「水素ステーション」を作る方にシフトしていきました.
 
 さて,それはともかく,宇宙に行くためにいろいろなことをしている山崎さん.
 宇宙にかかわることを遥か昔にあきらめてしまったのですが,何かできるかもしれない,少しそう思いはじめました.
 それが何かを探してみようと思います.
 
 

2015年9月23日水曜日

THE ART OF GUNDAM 展にて

 出かけるのを延ばし延ばしにしてきたこの展覧会,やっと行ってきました.
 珍しく,音声ガイドを借りる(当然,「赤」バージョン)など,入れ込みながらの鑑賞でした.

 原則,絵コンテや,原画などの展示なので,じっくり鑑賞するかよほど好きな人でないと楽しめないかと思われました.
お約束写真スポットにて
現に,お父さんの影響で好きになったと思われる小学校低学年ぐらいの男の子は,原画シーケンスをアニメの画面と一緒に見せているところはじっと見ていましたが,背の高いオヤジ達に阻まれたせいもあるのか,あまり楽しめているようには見えませんでした.
 入り口のオープニングアニメ待ちではとっても興奮して期待一杯だったのにね.

 その一方,私を含む昔少年少女だった人たちは楽しんでおられました.

 明らかに連れてこられた,その道の方でない彼女・奥方に説明する男性がいい仕事してました.(笑)
 でも,なんだかんだいいながらも,付いてきてくれるのですから理解があるのですね,すばらしい.
…ファーストが好きだと言う,木村カエラさんも来られたのでしょうか.
 その場合は,お子さん連れ?それともダンナに説明?
 などと妄想してしまいました.

 会場でのほほえましい会話
彼氏「テキサスで,ゲルググのテストしてて」
彼女「そんなに急に知らない単語たくさん言われてもわからない~」

 ズムシティの原画を見て
女「悪魔の館みたい,いかにも悪者用ね!」

 それにしても,改めてかかわった皆さんがどれほど熱を入れていたのかがよくわかります.
原画等だけであれば,従兄が持っていたガンダム記録全集を何度も見ていたので新味はなかった部分もありましたが,手書きのコメントや,映画用に書き直された原画,大量の背景原画を見て恐れ入りました.

ライトアップされた東京タワー(クロスフィルター付)
いろいろありましたが,私はララア,アムロ,シャア,セイラが絡むシーンをみていてジーンとしてしまいました.

 ところで,入ってすぐ,富野監督の机の向かって左に置かれた映画Part3の台本(?)表紙に貼られていたシャア猫シール(なぜ?)を私は見逃しませんでしたよ.
 ああ,我ながらオタクだったなぁ…(一応過去形).

 会期末ということもあるのか,夕方からの入場でしたが人で一杯で,とても驚きました.
 あと1時間,と言う会場アナウンスで我に返り,帰途に着いたのでした.

 ちなみに,家に帰ってから「ガンダム大地に立つ」「大気圏突入」を鑑賞しました.
なんとかこの2本でとどめることができました….


2015年9月13日日曜日

仏教美術について学んでみる

 9/12に会員となっている,横浜美術館協力会主催の講演会,
で,購入したのがこの本
日本仏教美術の源流-法隆寺金堂と敦煌石窟の壁画-
を聴講してきました.
 仏教美術については知らないことが多く,そもそも仏様はお釈迦様だけしか知らない私にはとても勉強になりました.
 倫理学では,「教祖」であるガウタマシッタールタのことしか勉強しませんので….

 それにしても,いくら唐の時代で同じとはいえ,法隆寺金堂と中国の敦煌で同じ様式の絵が描かれているとは,もちろん時間差は10年単位であったのだろうけど,日本と中国は文化でつながっていたことを考えると,感慨深いものでした.
 仏様が印を結んでいたり,座り方の差で見分けられる事をはじめて知り,仏像マニアとまではいかなくても,少し興味が出てきました.

 それにしても,かつて,古文・漢文が好きだったことを思い出し,いまだにこの「理系文系ミックス体制」は変わらないのだなぁ,とふと考えたのでした.
 無駄に「脳」力消費しているのかもですね!
 

2015年9月5日土曜日

ミライを考える

 SFといったトンでもなく,または現在とのつながりが希薄なミライではなく,地に足の着いた自分の未来を考えてみました.
 具体的には,以前NHK日曜朝の番組,「サキどり」で紹介されたいた「未来家計簿」を作って見たのです.

 グーグル先生検索「未来家計簿」

 未来,とはいえ40をとうに過ぎた私にとってはリアルですねぇ.
結果,身もふたもないのですが,あまり贅沢しなければ平均寿命までは金欠にならずに生きていけそうと言うことが判明しました.

 知らないより,知っていたほうが対応できる,という,「知」の力を信じるのであれば,有用です.
「そんなこといってもこの先なにがあるかなんて,わからないじゃない?」と言う人には全く意味のないツールです.
 私は,「知は力なり」という,フランシス・ベーコンの考えを認めていますので,「知っていれば気が楽になる」という立場です.
 皆さんはいかがでしょうか.

SF的な思考

 NHKの巨大災害に関する放送を見て,SF的なことを考えました.

 地球は安定的なものではない,と言うことは科学が進んだ今は明らかなことです.
 つまり,地殻は安定なものではないことは短期的には地震で,長期的には大陸移動ですでに明らかです.
 最近,温暖化に関連して気象についての研究が進み,気象についてもっと短い単位でも不安定であることが明らかになっているようです.
いわく,MJOなど,

 これまで,それ以上長い周期については,太陽の活動予測,化石の研究からは氷河期があることで判明していましたが,それよりもっと短い周期で大きな変動があることがわかってきていると言うことです.

 1000年前より遥かに地球上にその版図(?)を広げている人間.
 この変化に人類はもはや,耐えられないのではないかと私は考えます.

 一つは経済活動の点から,もう一つは,地球規模の変動を人類は予知はできても制御はできないと考えるからです.

 正にSF的ではありますが,復興にかかる費用・損失と新たなフロンティアを開発する費用を天秤にかけ,更に人類の永続的な繁栄を検討しながらこの先どうするのか,選択する必要あるのではないでしょうか.

 新たなフロンティア,私が考えるのは宇宙,海の中,人口環境の中です.

 かつて,SF作家は海底都市や宇宙都市を考えていました.
 もしかしたら,人類の生存をかけてまじめに検討しなければならないのかもしれません.
あるいは,アシモフの考えた外界から完全に隔離された『鋼鉄都市』に集まって暮らすかですが,これは『フロンティア』ではありませんね.

 宇宙,宇宙開発が進められていますが,宇宙は無慈悲な世界です.
 太陽からの強烈な太陽風に襲われれば,致死的な放射線で,そうでなくともDNAを損傷してしまい,おそらく人間は生きていけないでしょう.
 当然今の科学力では太陽を制御するなど不可能ですし,宇宙船に,地球の地磁気による磁気シールドのようなものを構築することも当分できないと思われます.
では,どうするか.

1:変動する流体に囲まれている事は変わりありませんが,当分は海の中に非難する
2:アシモフの考えたように,外界と完全に隔離された鋼鉄でできた室内(?)に引きこもって生活する

 のどちらかと考えます.

 映画,「インターステラー」では,地球が荒廃して,主に食糧不足から人が住めなくなる未来が描かれましたが,その原因は明示されませんでした.
 もしかしたら,大規模な気象変動によりその事態が引き起こされるかもしれません.
 そのとき,人類は宇宙に活路を見出すのか,それとも海か,鋼鉄都市の中か.

 どなたか,SFに仕立て上げていただけませんか.