2015年8月15日土曜日

格好から入ると言われる日本人

CC0フリー素材より
お盆休み中は毎朝のジョギングを続ける予定です.
 中二日あけたおかげで筋肉が回復したようで,今朝はかなり楽に,しかも短時間で八幡宮まで行って帰ってくることができました.

 ところで,あまりお金のかからないと言われているジョギングですが,それでも,靴とウエア,帽子などがかかります.
 さらに走りながら音楽を聴きたいとなると,スマホなどを入れるウエスト(ボディ)バッグ等が必要になります.

 で,はじめようとすると,かっこいいものを選んでお金をかけることが多いのが日本人….
 続けばいいのですが,飽きてしまうのであれば,もったいないことで….

 私の場合,しばらくジョギングしていなかったので,昔(ランニングパンツは10年前)のウエアを着ていますが…一見して一昔前のものであると,すぐにわかります.
 更に15年前,マラソン大会に出ていたころ,レーシングウエアをそろえていましたが,それも15年前にはもっとカジュアルなものが出てきて過去のものとされた経験を思い出しました.

2000年ぐらいまで
 今で言う,レーシングタイプのものが主流(と言うよりソレしか見当たらない)
 上下買うと1万5千円程度
2005年ぐらい
それまでより少しカジュアルに,しかもいわゆるランパン以外にも選択肢が出てきた.吸汗即乾のTシャツも普通に手に入るようになった
 
2010年以降
カジュアルだがシンプルになり,しかもひざをサポートする,コンプレッション機能があるなど高機能側にシフト

 ということで,タイツ,ランパン,ランシャツと,アイテム自体は同じなのですが,単なるタイツ,いかにも昔のデザインのランパンで走っておりました.
が,ひざの痛みが出てきたので,サポートタイツを購入してみました.

今朝,これを着用して走ると,楽・ひざが痛くならない!
少々お高い買い物でしたが,ひざを痛めずに,しかも楽に走ることができる=ジョギングを継続していける
ことを考えると,プライスレスかもしれません.
 さらに,なぜか一気に今風になりました.
 面白いものです.

 しかし,スポーツウエアに9000円以上払ったり,マラソン大会の参加費に1万円支払ったりすることを考えると,やや浮世離れしているような気もします.
 ちなみに,2000年前後,フルマラソンの参加費は5000円程度でありました.

 今回のコンプレッションタイツを含め,Amazonで購入すると…
 ランニングシューズ:6000円前後
 コンプレッション靴下2000円程度
 コンプレッションタイツ:8000円より
 ランパン:1000円(タイツがあるのでユニクロの適当なものでよい)
 吸汗即乾シャツ:2000円(ユニクロなどのものはカッティングや縫いあわせの位置のよしあしで擦れて痛いのでスポーツメーカーのものがお勧め)

 ということで,1万9千円はかかることが判明.
 格好が優先かもしれませんが,最低限のところから揃えるのがベターと思います.
  

 

2015年8月11日火曜日

調子に乗ってみた

 調子に乗って,久しぶりにジョギングして来ました.
朝日と鳥居
暑くなると厳しいので朝5時に出発し,八幡様へ.
 さすがにしばらく走っていないので行きはかなり厳しく,歩いてばかりでしたが,
まだ開門していない八幡様へお参り(?)した帰り,いきなり巨福呂坂(こぶくろざか)で苦しみましたが,坂で歩くことはなく,帰路は無事に走って帰ってきました.
 往復10km,お参りの時間も含めて85分(鳥居まで行き42分,帰り実質35分),久しぶりなのでまあまあでしょう.
 というわけで,調子に乗った一日をスタートさせていますが,自分をコントロールすると力がわいてきますね.

朝の八幡様(6時前)

2015年8月10日月曜日

痩せ行く男

 スティーブンキング原作の映画のことではありません.
 私自身のことです.
 平日に会社に行っているときに比べ,歩数が1/10に満たないこともあるので,休日の食事に気をつけてみました.
 つまり,動かないときにはカロリー摂取を控えてみる,と言うことです.
P社製人感センサ
すると,今までなにをしても72kgを割ることのなかった体重がすぐに71kg台になるではありませんか.
 調子に乗って続けていくと,ついに60kgの世界に突入.
 現在は68.9kg.
 もう20年も前の体重です.
 会社に行っている日は積極的に食べないと僅かながら体重が減る体質になりました.

 これは人間の通常の反応と理解しています.
 もともと,ある程度人間にはとりすぎたエネルギーを積極的に消費しようという機能があると言われています.
 しかし,そのエネルギーの余剰がありすぎると,その機能が働かなくなるとのことです.
 よって,我慢してあるラインまでダイエットできれば,後は体のバランス機能により自動的に(?)体重が保たれるとか.

 というわけで,おそらく基礎代謝も以前より少しよくなっていると思われるのですが,ソレとは真逆の変化がありました.
 それは,家の玄関に設置してある,人体の赤外線を検知して電灯を点灯させる人感センサに検知してもらえないことが出てきたのです.
 代謝が増えるということは体温が上がる,つまり赤外線放射が増えるはずなのですが?

 このまま体重を減らしていけば,そのうち防犯センサにも検知できなくなる…わけありませんが,もしそうなら泥棒ができるか,幽霊に間違われる(通ってもセンサが反応しないので)かどちらかですね.

 そういえば,その昔,天井のセンサ設置位置が悪く,人が前に立っても開かない自動ドアがありましたが,仲間内では,そのドアを「幽霊を生み出す」ドアと呼んでいたことを思い出しました.

鎌倉八幡宮のぼんぼりまつり初参加

夕闇の八幡宮
8月7日から9日まで行なわれていた,鎌倉八幡宮のぼんぼり祭りに8日に行ってきました.
 ぼんぼり祭りは初めてでしたので,日没よりちょっと早めに家を後にしました.
 名の知れている祭りのため,日没前から多数の人が参詣に来ていました.

 このぼんぼり祭り,有名人が書いたぼんぼりが飾られているのも知られている理由.
 私はどちらかと言えば,「ぼんぼりが多数点灯している八幡宮の宵の口」が見たかったのであまり気にしていなかったのですが,ひとつひとつのぼんぼりに書かれている(描かれている)絵柄や文字を楽しむのが本筋のようです
あんの夫妻のぼんぼり
ね.

 鳥居のほうに蛭子さんの描かれたぼんぼりを発見した後,ロンパースとカントクでおなじみの,モヨコ秀明,「あんの」夫婦,わたせせいぞう氏のものを発見.
 ああ,夫婦だから,と後ろで発言した人がいましたが,私もあなたと同じソッチのほうの人です,と心の中で変な仲間意識を持ったりしました.

 水木一郎さん,竹中直人さん,みのもんたさん,鈴木英人さん(懐かしい!)黒岩知事と松雄鎌倉市長が並んでいたりといろいろと楽しみました.

 日が暮れ始めて,あたりはぼんぼりで幻想的な雰囲気に.
ろうそくをおいていく巫女さん
19時から始まった日本舞踊の奉納を少し見てから人でごった返している八幡宮を後にしました.
 楽しいぼんぼり祭りでした.

 今回,クロスカットフィルタを持っていき,使用してみましたが,使いこな
すには修行が必要のようです.

 8日は都合により出社してからの参加でしたので,帰宅時の万歩計は1万7千歩を示していました.疲れたわけだ….

2015年7月27日月曜日

その他欲求

 欲求シリーズ3発目にしてネタ切れ.
 もともと私は車の運転が苦にならない方…というより好きな方です.
 とはいっても渋滞している道を延々トロトロ行くのは苦手(得意な方はいないと思いますが)
 近頃あまり車で出かけていないので,うずうずと運転の虫が騒いでいました.
(現在の住居は車がなくても生活できる場所なので,勢い乗らなくなってしまう)
 今回の自然に触れ合う,には地図を頼りに行った事のない道を走る,という小さな冒険(?)も含まれていました.
 えーと,カーナビはもちろん装備しています.
 ですが,ルート構築は自分で地図を見ながらルートを作り,その上でカーナビへ反映させています.
 (ホンダさん,インターナビというものを作ってくれてありがとう!)
 平地を離れてから足柄峠は片側1車線から1.5車線,足柄峠から小山町の足柄駅までは1.5~1車線という道です.
 ポーラ美術館から湖尻峠を抜けて裾野側へ降りる道は1から2車線の狭さ.
 飛ばすようなテクニックはなく,そのような車ではないので安全運転ですが,山道をうねうね進むのも車との一体感が感じられて楽しく,十分堪能させていただきました.
店先ではうなぎが泳ぐ

 この日は土用の丑の日.ここまできてうなぎで有名な三島に寄らずに帰れまい,ということでしたが,有名なお店はとても高い!
 で,検索していた問屋さん経営のうなぎ処京丸さんへ.
 三島ではなく,おなじみの沼津港でしたが,お昼のランチ1280円でうな丼が食べられるのは,文字通り「有り難い」ことです.
 午前中に運動していたので,あっという間に完食してしまいました.
ご馳走様でした
お昼も過ぎていたためか店内は思いのほか空いていましたが,地元の方は駐車場に臨時で立てられたテントで予約分を引き取っていくようで,駐車場の出入りが確認できました.

 おなかが一杯になったところで,最後の目的地,三島大社へ.
 高校生だったとき,仲間内で自転車ツーリングで訪れたのですが,時間が遅くなって参拝できずに去ってから早28年.
 へとへとになってたどり着き,目の前のうなぎやさんで二人でひとつのうな丼を食べた思い出がよみがえりました.
 ノスタルジーに浸りながら改めて参拝.
 広い敷地で,それぞれの建物も風格があり,さすがに伊豆の国一宮,歴史のある神社でした.
 御朱印を戴き,箱根峠を越えて帰宅しました.
 当分車はいいです….



社殿

 

2015年7月26日日曜日

芸術への欲求

 金時山の登山で魂を洗濯し,温泉で体を洗濯(?)したあとは,魂に栄養を,ということで,山を超えて箱根外輪山の中に入り,ポーラ美術館で開催されているセザンヌ展に立ち寄りました.

金時神社のマサカリ
…じつはその前に,金時山の外輪山内の麓にある,金時神社にも立ち寄ったのですが,なんと誰もいらっしゃらなく,社殿内をガラス越しに覗くと何もない状態….
WEB上では金時神社の御朱印情報があったので,まさかこんな状態とは思いませんでした.
 気を取り直して,参詣を行い目的地のポーラ美術館へ.
 ポーラ美術館は森の中にある,とてもきれいな建物です.
 印象派の絵画を多数所蔵していることで有名なので一度は訪れてみたいと思っていたのですが,いかんせん観光地の中にある場所ですので,なかなか足が向きませんでした.
 今回,金時山に登ることですぐ近くまで来ましたので,訪れることができました.

やっとこれました!
正直私はセザンヌという画家に対しては有名な静物画を書いた人,ルノアールと親しかった,というぐらいの知識しかなかったため,実質じっと見ることは初めてでした.
 同時代の画家と交流があり,お互いに影響を与え合いながら画風を確立していったのは理解できますが,一度画壇から遠ざかって再び戻ってきてから人気が出たのはわかりますが,「近代画家の父」と呼ばれるようになった理由はよくわかりませんでした.
 熱狂的な愛好家でも会ったピカソが言った,というのはわかりましたが.
美しい建物(の入り口)

 美術館所蔵のルノアールやモネの絵も見てシアワセな気分で美術館を後にしました.
もう少し行きやすいといいのですが,それはあの場所であの建物で,という制約があるので仕方ないのですが.
 ちなみに,横浜美術館協力会の会員証で他よりも高い割引率にて入場することができました.
卑しい話ですが,やっぱり十分元は取れるものだ,と再確認しました.


 
 

自然への欲求

 なぜか,厳しくも美しい自然に触れたいという欲求が高まったので,山に登るか,南アルプスの近くに行き山を眺めるということを考えました.
 考えが極端なのもので,山=富士山→初心者の私が一人では無理
南アルプス=遠くから眺めるだけ,ということで,比較的近くにある山,金時山の登山を選択.

 参考にさせていただいたのはこちら.

http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/my-car_bus_taxi.html

お邪魔します
スタート地点
私は車を使って足柄峠側から出発
ゲート前まで車で行っていますので,行きは1時間程度の予想時間です.
出勤と同じ時間に家を出て,出発は7時30分でした.すでに10台ほど車が止まっており,出遅れ感があり,ちょっとあせりました.
というのも,台風の影響で南風が強く,午後に向かって大気の状態が不安定になることが予想できました.
時間が遅くなる=気温が上がる,ということで山頂がガスって何も見えない(特に富士山が見えないとイタイ)可能性が高くなるからです.
林間ルート
ゲートには金太郎さんが,お見送り(お出迎え?)

ガイドにあった通り,しばらくは足柄峠からの尾根づたいの林の中を進みます.
途中,ヤマユリや,ギボウシの花が咲いていました.
 10分も行かないうちに降りてくる人とすれ違って焦りが….

時折きつい上りもありますが,まあ普通の登り坂という感じです.
ヤマユリ(神奈川県の花)
ここは山頂へ物資を運ぶルートになっているようで,軽トラのタイヤ跡が残っていました.また,雨により土砂が流れてしまうようで,水はけのための溝や,路面維持のために石がまかれていました.
昔毎月の様にアウトドア雑誌を読んでいたころ,このような維持がどれほど大変かという記事を読んだことを思い出しました.
 さて,20分ぐらいで展望が開けてきて,夕日の滝分岐に到着.富士山の方角を見ると…もう雲が!
 進行方向を見ると金時山本体(?)が立ちふさがっています.
ギボウシの仲間
ここまでの時間から考えると,後40分で上ることになっているのですが,距離は700mとなっているということで,この先ののぼりが如何にきついかが数字からも明らかになっています.

 ここで,写真を撮ったりしてしばし休憩.
 富士山の雲のかかり方から,西のほうから湿った空気が盛んに供給されていることがはっきりわかりましたので,午後は荒れそうな予感がしました.
 予想が当たってここまでいい天気でしたので,朝早めに出て本当によかった,と天気に感謝.
 会社の人があちらで,富士登山競争に参加していることを思うと,「うげー」と思うと共に,無事と天候に恵まれたまま終了することを祈って再出発.
 この先は,急激に高度を稼ぐべく,階段階段また階段.途中アルミの階段が数回.
 休みながら上りましたが,とっても厳しかったです.
 心臓がドキドキし,滝のような大汗を流しつつ水を飲みつつ上っていきます.
立ちふさがる(?)金時山
日ごろ1万歩以上歩いている私ですが,階段はきつい.
 普段は一歩一段(右で一段,左で一段)ですが,右足で一段上ったら,左足を同じ段に乗せ,それから次の段へ足を出して足の負担軽減を図りました.
 しかも踏み出しを左右変えながらの登りです.
 前の日に雨が降っていたため,途中の岩場が滑りやすく,短時間の行程とはいえ,これはれっきとした登山.
 個人的な感じですが,ハイキングではないと思います.
雲のかかる富士山
これに比べると確かに,鎌倉アルプスはハイキング….
 靴もあえて登山用のハイカットの靴ではなく,軽登山用の短い靴でしたが,火山性のとがった岩が多いこと,傾斜がきつく足首の負担を考えるとハイカットのほうが安全と思いました.
 写真はありませんが,振り返ると,先ほど休んだところが下に見えたり,葉の間から遠くが見えますので眺めはよいと感じました.
 下りでこれが見られれば,爽快かと思いますが,いかんせん余裕がなく,写真はありません.
 また,よろけて足を踏み外すと,バランスを崩して落下してもおかしくないところが数箇所ありますので,要注意です.
実際,途中で険しさと足の心配で帰り道が心配になるくらいの傾斜でした.
 さて,建物が見えてきて金時山山頂です.
金時山山頂
お茶屋さんが2件ありますが,私は何も買わず,持って上がった甘い菓子パンと水をいただきながら休憩しました.
 結局出発してから50分かかりました.
飛ばしたつもりはありませんでしたが,標準時間よりは早く到着できました.

 トンボに時折集られながら?汗びっしょりで,持ってきた扇子で扇ぎっぱなしでした.
 肝心の眺望ですが,やっぱり雲が出てきており,残念ながら富士山を見ることはできませんでした.
 休んでいると,別ルートから登ってこられた方がやってきて山頂がにぎやかになってきました.
 30分ほど休んで下山しましたが,やはり下りはきつかったです.
 山は下りのほうがきつい,という言葉通り,足に負担がかかります.しかも階段なので,どうしても階段のピッチに合わせないわけには行かず,いっそう足に負担がかかります.
芦ノ湖方面望む
帰りは行きと同じ50分かけて戻ってきました.
 途中,他の登山者と一緒になったのですが,68歳といわれる方は私を追い越して行き,元気一杯でした.
 きっと鍛え方が違うのでしょうね.
 最後の緩やかな道のおかげで息は整っていましたので車に戻ってきて荷物を降ろし,すぐに出発しました.
 足柄峠にある足柄城址に立ち寄るためです.
こちらもどうぞ)
 
 足柄城址は山城で,かつては要所だったようですが,今は訪れる方もまばらのようで,くるぶしまでの草が生えていました.
金時山にかかる雲で富士山は見えず
景色はよいのですが,残念ながら富士山は雲に隠れており見ることができませんでした.
 全体を見ようと歩いていたのですが,二の郭まで行ったところでスズメバチが現れ,警告してきたのであわてて退散しました.
 ここまでの山道が結構厳しいのですが,冬,雪が降っていなければ景色はとてもよさそうです.
 このあと,汗だくになった体をさっぱりさせるべく,小山町側におりて,町営温泉につかり,ちょっとした登山は終了しました.
 
 短い時間でしたが,自然に触れることでリフレッシュしました.
 また時期を変えて登ってみたいと思いました.
足柄城址一の郭から富士山は…残念

開始直後にお邪魔