相棒の小型コンデジは小さいだけに暗いところが苦手のため,近頃は観音様が粗い粒子で表現されるような状態になっておりました.
簡易三脚を試しても見たのですが,結局長時間モードで撮影するしかなく,更に長時間モードでは設定がいろいろ固定されてしまい,昼間チックな写真になってしまうのでした.
今年知り合いになった方から,伝えたい写真を撮るのが難しい,という話を伺っていたのですが,この状況にあって,「これかぁ」と真に理解できました.
高倍率ネオ一眼を持ってすれば狙った意図の写真が撮れるには撮れるのですが,そうでなくても普段から荷物の多い私はこれ以上荷物を増やすことも耐えられず,大判素子のデジカメを見てはため息をついている日々でした.
LX7とIXY1 |
(大判素子?という突っ込みは御容赦ください)
コンデジというにはかなり大型ですが,そこは撮りたいものが変わってきた,ということで妥協することにしました.
明るい光学系ということで暗いところでもはっきりとした写真が撮影できるのですが,いかんせんまだ慣れていないため使いこなせていません.
それにしてもどちらも2012年の発売とはいえ,どちらも思い切ったコンセプトの個性的な2台で,しかもどちらも白塗りモデル.
改めてLX7を使ってみると,IXY1の小型の中に高倍率ズームを入れ込み,なおかつ無線LANまである,というコンセプトはすばらしいものであることがよくわかりました.
1cmまで寄れることもあり,通常使っている分には困る事はなく,本当によくできています.
一方のLX7もさすがハイエンドコンデジ.
F1.4からの明るい光学系がすばらしい!ないのは無線LANぐらいです.
これからがシャッターを押すのがますます楽しみになりそうです.