2013年2月11日月曜日

きれた、ひも

根元から切れました
残念ですが、私の使用しているビジネス用バッグの肩ひもが切れました。
正確に言うと、ひもが切れたのではなく、修復のもっとも難しい箇所が破壊しました。
縫えば修復可能のように見えますが、構造が重量に耐えられるものではありません。
このブランドバッグ、かなりいいお値段がする、贈りものなのですが、実用性はあまりないようです。
10年前のデザインであれば仕方ないところでしょうか。

最新のものを見ると、肩ひもの接続部はこれほど心許ないことはなく、そういう意味では残念ながら想定外の使い方となるようです。
 反対側も時間の問題ですのでまちがいないでしょう。
でも、これほど容量の大きなバッグにPCやペットボトル飲料を入れてはいけないと?

こちらも風前の灯火
 やっぱり、PCを持ち歩くなら、パワービジネスマンの多いアメリカデザインなのでしょうか。
となると、ほぼ自動的にTUMIになる…しかも安く手に入れられる…orz
今回、わかったこと。
ライフスタイルや仕事のスタイルがどの国に近いか、理解しておくこと。その国のブランドを選ぶと間違いが少ない。

なぜTUMIがアメリカはおろかあちこちで使われているのか今回わかったような気がします。
彼らはでかい体で、ごついPCを持ち飛行機や車で移動してきました。(今は昔と違ってスリムなPCかもしれませんが)
当然、PCを入れるバッグは洗練されたものが生き残っていきます。

残念ながら、このバッグは私の「どうにもならなくなるまでソレを使い続ける」というポリシーに反して製品寿命を全う出来ないようです。
いや、これが製品寿命か??


2013年2月10日日曜日

IT機器を使う

上司に恵まれたため、一時期はいろいろなIT機器を使わせて頂きました。

たとえば、普及する前にAndroidタブレットを使用するため、当時携帯機能がないものが少なかったため、敢えて中華タブレットを購入して何が出来るか試してみたり、イーサネット接続できる端末をいろいろ試したりしました。

そこから得た私の結論。

エンジニアを生業とするならば、IT機器を使いこなすのは、メシのタネを得るに等しい。

このお題目の下、比較的早めにWindows7を自宅に導入したり、スマホを使ってみたりしてきました。
そして、世の中に遅れること1年近く、ようやくタブレットを手に入れました。
選択したのは、KindleFireHD!
なぜにAmazonが自社のサービスを使ってもらうために作ったタブレットを選んだかというと、

ごにょごにょ後のkidlefireHD with kindle用クレードル


選択のポイント:
1:安い
2:そこそこ性能が高い
3:「ごにょごにょ」していろいろなことができる

さらに安さにこだわり中古を買うという暴挙?にでました。
ああ、秋葉原、物欲の都ありがとう!
アクセサリまで含めてとても安く揃えられました。

今は、3の「ごにょごにょ」も完了し、手に入れたかった念願のアプリをいれ、うれしいタブレットライフ満喫中。
使用目的
1:メモ(手書きの絵を含む)
2:マインドマップ
3:文書閲覧(本、PDF、WEBその他)
4:音楽

しかし、唯一の問題が。
静電容量式タッチパネルは、ペンを使っても書きにくい!
今までは抵抗膜式のスマホだったので、指2本使いというのはできませんでしたが、タッチペンでかなり細かく線を書けたのですが、かなり慣れが必要!
 いいペンがないのかそれともあきらめるほかないのか、思案中。

東京都現代美術館へ

先週2日の話になりますが、東京都現代美術館へ、アートと音楽という展覧会を見に行きました。

http://www.mot-art-museum.jp/music/index.html

こちら、NHKの日曜美術館にて取り上げられていたのを見て、見に行くチャンスを狙っていましたが、体調不良などでなかなかいけず、最終日(2/3)前日に出かけるというスケジュールになってしまいました。

さて、展覧会というと、平気で3時間以上下手をすると1日居続けてしまうので、期待度が高い展覧会へは自動的に公共交通機関で出かけます。
東京都現代美術館は、少々都心からはずれたところにあり、どの駅からも離れております。
今回は、都営1日乗車券を使いました。
その理由は…この乗車券、各種割引がついてくるのです。特に今回は目的地の美術館の入館料が1割引。
しかも、神奈川方面からは京浜急行と連携して都内入りできる。
なんと言っても、午前中は雨の確率もあるとなれば、都営バスも乗れる !
東京メトロでは、小田急と連携した切符がありますがこちらで決まりでしょう!
到着時の空模様

さらにケチって、最寄りの京急の駅まで金券屋で回数券ばらしの券で行くという徹底ぶり。
 東京都交通局のサイトから、「いっとく」で特典の詳細をチェック!
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/ittoku/index.html
京浜急行の東京1DAY切符
http://www.keikyu-ensen.com/otoku/otoku_tokyo.jsp

気合いが入りすぎて、9時20分に現地到着(^^;)
さすがに誰も待っていませんでした。
仕方がないので、木場公園を散策して40分に帰ってくると、お仲間発見。
次々増えて、開館時には30名ほどが待っている状態でした。

さて、美術と音楽でアートを考える展覧会。
最初の展示がもっともお気に入りとなりました。
セレスト・ブルシエ=ムジュノ
http://www.mot-art-museum.jp/music/celeste-boursier-mougenot.html

工業製品である白磁と水流を発生させるポンプを組み合わせてランダムに器がぶつかることによって発生するランダムな音。
ぶつかったときに発生する、白磁の澄んだ音。そして視覚的にそれらの器がたゆたう様子をみていると不思議といやされます。
子供の頃、目覚まし時計を分解して動きをずっと見ていたことを思い出しました。
理解できる仕組み、そしてそこから発生する音。
機構のおもしろさということでもとても楽しさを感じました。
座って聞いているうちにうたたねをしてしまいました。

こんなものも気に入りました。
LPレコードから型を取って、水を入れて凍らせて氷のレコードに。
これをかけていくと、霜で溝が詰まったり、溶けて音が崩れたり。
いつも同じものであるはずのものがどんどん変化していく。
それをわかりやすいLPレコードで表現するというのがおもしろいです。
八木良太
http://www.mot-art-museum.jp/music/lyota-yagi.html

同じレコードをモチーフにしていますが、木の年輪を使って音楽を奏でるということをしています。
音に変換するに当たり、濃淡や、年輪の変化などを見ていると思われます。
やられた!という感じです。
バルトロメウス・トラウベック
http://www.mot-art-museum.jp/music/bartholomaus-traubeck.html

ほかにもおもしろいものがたくさんありました。
作家が意図するものを表現するのに、音と視覚を利用すると当たり前ですがとても効果的です。
だから、テレビというものがあるわけですが。

エンジニアとしてこの展覧会をみると、技術の使い方・見方を変えるとアートとして通用するものがたくさんあることが改めてわかりました。
工学もアートの面がある、おもしろいです。

ちなみに、こちらからスカイツリーがよく見えます。