2014年9月14日日曜日

故郷

 自分の人生を振り返ってみると,本来の定義とは別にして,複数の場所を「故郷」と見なしている事に気が付きました.

 1:幼少時代の痛烈な印象を持つ松戸
 2:成人するまでを過ごした柏
 3:初めて家をでて住んだ今も居を構える鎌倉
 4:徹底的に仕事に打ち込んだダラス

ダラス郊外のハイウェイを行く
1から3はともかく,4のダラス(正確にはDFWメトロプレックス)も同列として見なしています.

 まあ,あれほど何もかも捨てて(?)仕事に打ち込んだことはありませんでしたから,当然なのかもしれません.
 人間の生活時間と言うよりは,半導体プロセスの都合時間で過ごす毎日.
 夜中に帰宅するときはハイウェイを行く長距離トラックの音に,夕方は雄大なグレートプレーンズに沈む夕日に,日中となる場合は容赦のない日差しに慰められ(?)たものです.

グレートプレーンズの荒れ模様
実は,赴任終了後も業務で3,4回行ったことがあるのですが,もはや帰る家など無いにもかかわらず「帰ってきた」という感想を持ったものです.
 今でも地元ローカルスポーツチームの動向を見ているなどそれなりに繋がっている(つもり)です.

 ちなみに,学業にもそれなりに打ち込んだ大学6年間でしたが,そこで「寝て」生活しなかったためか調布に上記4つまでの感情はありません.
 まあ,比較の問題なので仕方無いというところでしょうか.
 徹夜したり,死にそうになったり(今考えると非常に危険)といろいろなことがあった場所なのですが,面白いものですね.
 今は3の比重が年々大きくなってきています.
 
 

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