2013年12月29日日曜日
英会話を上達させるには?
私の経験からいうと,文法など気にせずに,まず話すことです.
地域の英語サークル,会社の英会話教室など何でも良いから参加して話しましょう.
以上…
なぜこの結論に至ったのか,それは,私が英語でコミュニケーションを取れるようになったのは,当たって砕けろの精神でまともにしゃべれなくてもぶつかって行った賜物だからです.
でも一方で世の中には多読により,英語が上達し,しゃべることが出来る様になる,と主張する方々がいらっしゃいます.
100%否定はしませんが,それだけでは足りないと私は考えています.
言語はコミュニケーションの手段ですので,皆さんが誰かとコミュニケーションをしたいと思うその意志こそが,異言語を使うと言う最後の壁を飛び越える力だと考えているからです.
文法が間違っても良いからまずは話してみる,これが第1の壁だと私は考えます.
それから,本当に自分の伝えたいこと,ニュアンスまで伝えるため,本格的に例文や文法を勉強する,それでよいと私は思います.
まあ,本当にコミュニケーションをとりたいという意志の有る人はきっと多読のみにとどまることはないと考えますけれど.
きっと皆さんの周りにも,文法なんか無視して英語をしゃべって,でもなぜかきちんとコミュニケーションにたどり着いている人がいませんか?
実は私も最初は文法ばかり気にしていました.
でも,いくら頭の中で文法に従った文を考えてみても口からは一言も出ませんでした.
当時,NHKでやっていたラジオの英会話入門(遠山顕さん)を聞いていたのですが,この方の,「間違っても良いから,思っていることをまず伝えてみよう!」という内容がきっかけとなりました.
おまけに昔の出来事が思い出されました.
それは,大学で英文科に進んだ幼なじみが高校生の時に採ったという英語勉強の方法でした.
3,4人でじゃんけんで負けた人が,外国人に向かって何でも良いから英語でしゃべりかける.
私の聞いた例:
近づいていって…
Hello,My name is XXX. This is a pen.
と言うのだそうです.
勉強と言うより,ほぼ罰ゲーム??
でも,相手の方も学生だと分かると,勉強しているのだな,とつきあってくれる場合があったそうです.
彼はこれを繰り返す内,英語を使う職業に就きたい,と進路を英文科に定めました.
実際,物流某社の国際部門へ就職までしています,すばらしい!
当時これを聞いたときは,ふざけているとしか思えなかったのですが,会社に入って英会話を習っているときに,このエピソードを思い出しました.
加えて,
そして,「とにかくしゃべる」ほうを重視して挑戦を始めました.
結果は,大当たり!
最終的には結果として英語圏からのインターン生と長期一緒に業務をすることに繋がり,
さらにその結果付いた語学力の結果として米国派遣の白羽の矢が立つことになりました.
参考までに,ベンチマークとなるこの期間のTOIECスコアの変化は,
400点前半(入社直後)→500点代(模索中)→600点前半(派遣前)
となりました.
参考になれば.
それでも,米国へ派遣されている間,全く英語が聞けない,通じないで,悔しくて枕をぬらしたこともありましたよ.
おかげさまで今はそこそこ話すことが出来るようになりました.
でも,正確には米語ですので,英国人に言わせると,私がしゃべっているのは,アメリカンイングリッシュであると看破され,鼻で笑われることもあります.
いいじゃないですか,所詮日本人がしゃべっているのですから.
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