2014年1月26日日曜日

もしもの世界-失言保護

国連失言保護機構:
国連の権限により,その国の政治家が失言により国際的な問題を起こしそうになった場合,あらゆる手段を執って積極的に仲介を行って誤解や緊張を解き,世界秩序の維持を行う機関.

 国連の組織でありながら,相互扶助的な面を持ち,加盟を希望する国は一定額の供出金を毎年機構へ納める.
 供出金は前会計年度における,その国の機構利用実績に応じて決まる.
 つまり,失言を多くしてトラブルを発生させることの多かった国は供出金を多く支払う必要がある.

 年に一度,機構への供出金が多かった国が発表されるため,
名前の挙がった国の国民は政治家の質が低い事を世界へ通知されて恥をかく
国費からの余計な出費が増える
 このため,各国国民の国内政治への真剣さが増し,結果として機構はよりまともな政治家を選択するよう間接的に促している.

 失言が無くなりトラブルが減少すると機構の活動資金が減っていくが,もとより相互理解を目的とする組織のため,むしろそのような状態を目標として活動している.

 この機構は国連の安全保障にも大きな影響力を持ち,仲介のためには抑止力としての武力を使うことも辞さない一方,平和維持のためにPKOを行う事も要請する.

 機構の要請により国連軍として軍事力を提供した国に対しては供出金が貢献度に応じて減免される制度もある.

 メンバーはいったいどんな人がなるべきなのでしょうかね~.

 嗚呼,もしもの世界.

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