2014年3月2日日曜日

真摯に生きることは死を見つめること?

 
 三月,この時期が今年もやってきました.
 
 東日本大震災で無くなったすべての方へ,合掌.

 
 志途中で思いを残したまま生命を奪われた大勢の方に比べて,自分は運良く与えられ・続けられて来た命をきちんと生ききっていると言えるだろうか.
 明日突然自分の命が絶たれたとして本当に「楽しかった,良い人生だった」と思えるだろうか.

 と,頭をガツンとやられてから三年.
 改めて思った,真摯に自分の人生一瞬一瞬を大事に過ごしたいという意志.
 この時期になると改めて自分に問いています.

 自分のすべき事・出来る事を悔いなく行い,自分の人生を全うすることが,無くなった方への供養になると私は考えています.
 
 
 人という生き物はもろく,命そのものが多数の不確定要素が組み合わさって続いています.
 これを真摯に受け止めなければ真に真摯に生きることはできないと考えています.

 私は,これからも真摯に死を見つめながら,真摯に生きていきます.
 この意味で私はあの出来事を忘れることはないでしょう.
 

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