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なだらかな丘の続く阿武隈高原を望む |
24日午後から福島県本宮市(旧白沢村)にある、母方の祖父母、親族の墓参りへ
20数年ぶりに行ってきました。
せっかくですので、周囲の面白そうな場所を探して寄りながら帰宅することに。
阿武隈山地は準平原のような浸食が進んだ形となっており、丘のようななだらかな山と谷が並ぶところです。
高いところから見ると一目瞭然。

そんな一帯は花崗岩質で、戦後しばらくまで長石、石英の材料としてかなり採掘されてしまったそうです。
普通の花崗岩とは違い、結晶が大きく育っていることで目的の物質を集める効率が良いそうです。
1か所目はそんな花崗岩の中でも特殊なペグマタイトの大きな鉱床そのものがご神体の鹿島大神宮へ。
ここは天然記念物に指定されています。

参道の両脇にそびえる杉も素晴らしい!
神社のある丘の下まで埋まっているため、参道のそばに露出している石も白い花崗岩。
年季の入った社殿ですが、舞殿があったりと、地方の小さな神社とは思えず。
立派な石灯籠が北海道三井物産の寄贈となっており、このあたりの採掘で商売をされた恩返しということかな、と一人納得。
露頭鉱床というものは見たことがなかったのですが、規模の大きさに驚きました。

崩れる恐れのない、小さな石に触ってみましたが、普通の花崗岩より劈開面が分かりやすい石で、ひんやりしていました。
ほかに訪れる方もほぼない、静かな所でした。
さて、次の目的地は行き先を検索しているうちに目に入ったリカちゃんキャッスルへ。
子供を連れていないアラフィフのおっさんが一人で訪れるとさすがにアブナイかと悩みましたが、製造ラインを見ることができるということでしたので、立ち寄ることに決定。最終目的地の到着時間に制限があったため、時間を自分に決めておきました。
ちなみに、プラレールと同じく、2017年に誕生50周年ということで、本当なら私より年上?
阿武隈高原の真ん中である小野町に開設した理由はわかりません。
さて…
地方都市に突然現れるお城!
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キャッスル正面 |
観光地にありがちな施設によくある込み具合。
リカちゃんの恰好をして走り回る女の子たち。
昔を懐かしがるお母さんや、若い女性。
つまらなそうな男の子と、彼ら用のプラレールルーム(さすが、タカラトミー!死角なし!)
リカちゃんの大きさの理由や、歴史をさらっと読みましたが何分目的が「工場」ですので、あくまでも「さらっと」
人目が気になったというわけではありませんよ!
ラインは1階にあり、2階の回廊から下を眺めるイメージ。
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この格好の女の子が走り回る |
工場を見ると、リカちゃんキャッスルは工場建屋の外周の部屋と搬入出用途以外の1階エリアを使った施設と分かりました。
来てみるまで、工場は別にあるのかと思っていましたが、工場そのものとは…。
ラインといっても全手作業ライン。
成形品であるリカちゃんの頭部に順に色をスプレーで塗っていくラインと、乾燥。
次
に頭に髪の毛をミシンで縫い込む工程、縫い込むだけではだめで髪の毛を植えこんだ後、電気オーブンで熱処理して髪の感じを出すのだそう。
ノウハウだ~(当然写真撮影厳禁)
次に全手作業の組み立てと大きく分かれていました。
でも、工場の半分は何もないがらんとした空間。
きっと今はほとんどが海外製なのでしょう…
もしかしたらここはもう、リカちゃんキャッスル限定品のためのラインなのかもしれません。
運悪くお昼休みでライン点検をしている女性が一人いるだけ。
お子様は、「お休みだからかな~」といっていましたが、ラインに置いてある石油ストーブが全部点火されていたことからお休み時間であることは理解しました。
残念ながら時間がないので髪の毛を縫い込む、ある意味スプラッタな工程を見ることはなく、お土産を購入して最終目的地へ。
磐越自動車道の東側を走ったのは今回初めてでしたが、阿武隈高原特有の丘の間を緩やかに上がったり下がったりと、景色が良く気持ちのいい道でした。
勿論一般道が並走していますが、こんなにアップダウンを繰り返すのでは自転車でのツーリングは厳しそう、などと考えながら車窓を過ぎ去る紅葉を見つつ最終目的地のいわき市アンモナイトセンターへ。
いわきは首長竜フタバスズキリュウが見つかったことで有名な街。
アンモナイトセンターへの道すがらそちらの施設もありましたが、今回は時間の関係からオミット。
アンモナイトセンターは市営ということで大人710円と格安で発掘体験ができます。

その分時間は1時間と短めですが、出ないものはいくらやっても出ないのは前回の神流町恐竜センターで経験済みなので、時間が短いのはある意味いいかもしれません。
ということで、まず30分のレクチャーを受けるのですが、双葉層という地層のこと、この層から出てきたからフタバスズキリュウということ、それまでは日本で大型爬虫類の化石が出るとはだれも考えていなかったことなどの説明を受けました。
説明員のかたがなかなかだじゃれ好きで子供に受けておりました。
アンモナイトが見つかる確率は月に平均5個ということで、午前中にすでに発見されていることから統計上は見つけるのは難しそうということでしたが、アンモナイトが目的なわけではないのでチャレンジ開始!
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イノセラムス |
ここは基本砂岩のため、柔らかめ。
狙ったところ以外の場所に亀裂が入って割れてしまうことも多々あり逆に難しかったです。
大きな貝も見つけるのですが、上に開いた状態で化石化しているを発見してしまうと、と取り出すのはほぼ無理。
伏せた状態の小さなものをいくつ
か採取したところで時間切れとなりましたが、楽しい作業でした。
シャレも含めたリカに関する訪問でしたが、久しぶりに歩いたり景色を見る以外で外で楽しみました。
写真を撮りませんでしたが、紅葉もきれいでした!