男の子は父親を超えていくものです。
男の子は成長とともに絶対と思っていた父親のことが分からなくなります。
父親の言っていることは正しいのか
父親のやっていることは何なのか
父親以外から父親の知らない事を知った
そんな経験が積みあがってくるものです。
それは息子の世界が広がり、物事を自分で判断できるようになりつつある証拠です。
つまり息子がまっすぐ育っていけば必ず通過する時期で、その乗り越え方でその後の人生が決まると私は考えています。
まあ、大抵は父親に反発し、怒ったり無視したりするようになりますね。
ついには父親の人生の背景を理解できるまで成長して父親を許し、本当に「大人」になる。
さて、私は息子に対する父親の究極の役割は「立ちはだかる壁」だと思っています。
壁にぶつかり、苦悩したり・腹を立てたりしながら壁を回るか、よじ登るか、壊すか。
その過程が大人になる息子に対する父親のできる最後の贈り物ということで。
私も散々ぶつかりましたし、最後は泣かれましたっけ。
到達点まで達した友人が御両親から祝っていただいた、という話をうかがい、乗り越えていった息子を祝福できる御両親と本人である友人に、心からの祝福の言葉を贈りたいです。
一方わが父親は、まあ、そういう事に気が付かないのが「わが父親らしさ」なので、「らしく」生きていていただければそれ以上求めることはありません。
そんな父親に祝福されたのはいつだったっけなぁ。
友人がシェアしてくれた出来事から、ふと思い出したのでした。
おまけに、私の目標も。
「乗り越えるのが面倒くさい厄介な(いい意味で)大人」ですから。
イメージとしては母校で教えていただいたK先生です。
まだまだこれから頑張らなければ!
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