本日で会期終了してしまいましたが,横浜美術館で,石田尚志さん,の「渦まく光」展が行なわれていました.
5/13に閉館後の美術館にて,学芸員の方の解説付きで展覧会をゆっくり見られる「夜の美術館でアートクルーズ」に参加してみました.
そもそも,水曜日という曜日は製造業ではよくある「定時退勤日」なのですが,私にとっては大抵「定時に退勤できない(いつものように)日」ですので,参加するという強い意思で定時を迎えたのですが…
何もなければ30分は余裕を持って到着するはずが,開始10分前に滑り込み.
私の後に来た人は1人だけでした.
この企画展を企画した学芸員の方からいろいろ説明を受けながら誰もいない夜の美術館で作品を鑑賞するというのは,通常ありえない状況ですので,作品以外にも注意が行ってしまいます.
しかし,展示されている解説を読んでもわからない背景をその作品の前で教えていただけるのはとてもよい経験でした.
30名でぞろぞろ回るので,なんとなく一体感が生まれ,学芸員の方も徐々にトークが盛り上がってきていました.
何でも,このような会だと話が盛り上がって(?)時間が押してしまうため,一緒に回っているほかの方がタイムキーパーをしているのだとか.
ところで,なんとなく一体感がでた一同ですが,私のように「素直に(子供のように?)」楽しんでいるのはほぼ半数でした.
いい年した中年のオッサンが子供のように楽しんでいるのもどうかとお思いでしょうが,私は「楽しいと思ったことはとことん楽しむ」のが信条のため,人目など気にしません.
おかげさまで十分楽しませていただきました.
ちなみに,私の鑑賞態度からか,学芸員さんに「以前見にこられてますよね?」と図星を指されてしまいました.(この日が2回目でした)
帰りに「割引」の誘い文句に負けて図録まで購入してしまいました.
帰って読んでみると説明していただいたことが書いてあったのですが,やっぱり作品の前で聞いて,その場で改めて鑑賞するのには換えがたいと思いましたので,次回もこのような機会に参加してみたいと思いました.
会期は終わってしまいましたが,どこかで見る機会があれば,ぜひ石田さんの作品を鑑賞してみてください.
http://yokohama.art.museum/special/2014/ishidatakashi/
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