2014年6月14日土曜日

ガンダムUC 虹の彼方に,と父と子

 ガンダムUCの最終エピソード「虹の彼方に」を配信にて見ました.
 良いものを見ました….

http://www.b-ch.com/contents/feat_gundam_uc/

ネタバレ的には,アクシズショックアゲインとだけ.

いろいろなことが起きますが,子供と父親との関わりについて多く語られていると個人的に感じました.
個人的にこういうの弱いのです….

最後(?)にもう一度,おとうさん,と呼びかけたマリーダさん.(うるうる)
父として恥ずかしくない行動をするのみという,ブライトさん.
子供たちを守るために大人ががんばらねば,というジンネマン.

比較的豊かな子供時代を過ごしたリディ少尉.
父親を知らずに育ったバナージ.
リディ少尉は無事に父を乗り越えて大人になって居るようですが,バナージは父を知らない,つまり息子が壁としてぶち当たり,乗り越えるべき最初の大人である父を知らずに成長してきた訳です.

バナージが物語の間ずっと持っていた父へのわだかまりは,ブライトさんを始めいろいろな人との出会いでうすれ,ついにその父を理解し,乗り越える事が出来たように思えます.

ローナン議長は息子がその現場に居ることを知らずに事実上息子を絶対的な死へ追い込む決断をしてしまい,うちひしがれたあげくに一人前になった息子を認めるのでした.

ガンダムUCは新しい世界の幕開けを,子供が大人になるときの父との確執になぞらえて居るようです.

20年以上前に父を乗り越えて大人になった時のことを思い出し,また自分の息子がちゃんと自分を乗り越えられるよう,まっすぐ育ってほしい,と願わずには居られません.

今は簡単には乗り越えられないような,とんでもない父親を目指して日夜邁進中です.

劇場へ行くかどうか迷ったあげく,1週間は視聴できるということで選んだ配信.
こちらも結果的に良かったです.

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