2014年12月27日土曜日

八木良太展 サイエンス/フィクション に行ってきました

 神奈川県民ホールギャラリーで行われている,八木良太展 サイエンス/フィクションに行ってきました.
 以前よりちょこちょこ現代アート展で見ている八木さんの個展です.
 いままで,こんなインスタレーションを見てきました.
 氷で作ったレコードをかける.時間が経つと溶けて音が消えていく…
 シャワーヘッドに取り付けられた指向性の高いスピーカーからシャワーの音が聞こえる.シャワーヘッドを持つとシャワーの音が聞こえ、音のシャワーを浴びる…
 

http://www.lyt.jp/

 この展覧会、写真撮影OKということで,勇んで愛機FZを持っていったのですが…
バッテリー容量がゼロ!Noooooooh!
 ということで急遽携帯で撮影することになってしまいました.

 この方の作品は電子機器を使う事が多く,こんな使い方があるのか,と関心することしきりなのです.
Cicada
XXポッドから垂れ下がったヘッドホンに抱きついている蝉の抜け殻.
そしてそのヘッドホンからはその蝉の鳴き声が流れているCicadaと言う作品.
 一つではなく、いくつもあり、それぞれ蝉の種類がちがうため、目をつぶっていると夏の林の中にいるようです.
 ランダムに鳴く(?)ため全部の鳴き声を聞くためにはそれなりにその場に居る必要があります.

 レコードを壁に取付け,先のとがったモノ(鉛筆、釘など)で溝をなぞることで音を聞くMegaphonia.
 手で持っている部分が遠いため,共振する鉛筆の方が良く聞こえるということに変に納得.
 最初説明を見ていなかったので何の展示か分かりませんでしたが,レコードのレーベル面に鉛筆の跡があったので気が付きました.



Timer

Timerという砂時計の砂の落ちる音を増幅して聞く作品.
 それだけ取り出して聴くとおそらくホワイトノイズと聞き分けられないと思いますが,実物を前にじっと砂の落ちる音を聴いているとなぜかリラックスしてきます.
 いくつか種類の違う砂時計があるのですが,残念ながら凡人の耳を持つ私には差が分かりませんでした.


Sphereの間

引き出したビデオテープやカセットテープを球に巻き付けてこれを回し,オーディオヘッドやビデオヘッドで読みとった音や画像を表示するVideoSphereとAudioSphere.
 どちらも以前見たことがありました.
 ホワイトノイズや砂嵐しか再生されないのですが,偶然何かが映ったり,意味のある音が出てくるのではないかと考えたりしました.






左はカセットテープを丸ではないリールに巻いたモノ.展示だけだったのですが,聴いてみたい作品です.

 このほかにも一同に作品が集まって居る上に会場が広いのでゆっくり楽しめます.
 カメラを持ってお出かけしてはいかがでしょうか.

 ちなみに、この日は午前中に横浜駅前で献血し,Baybikeでゆっくり(献血の後の激しい運動は厳禁!)と山下公園まで移動し,神奈川県民ホールまで行きました.
 クリスマス前のみなとみらいは楽しそうに歩く人々で一杯でした.





 
 

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