2015年7月26日日曜日

芸術への欲求

 金時山の登山で魂を洗濯し,温泉で体を洗濯(?)したあとは,魂に栄養を,ということで,山を超えて箱根外輪山の中に入り,ポーラ美術館で開催されているセザンヌ展に立ち寄りました.

金時神社のマサカリ
…じつはその前に,金時山の外輪山内の麓にある,金時神社にも立ち寄ったのですが,なんと誰もいらっしゃらなく,社殿内をガラス越しに覗くと何もない状態….
WEB上では金時神社の御朱印情報があったので,まさかこんな状態とは思いませんでした.
 気を取り直して,参詣を行い目的地のポーラ美術館へ.
 ポーラ美術館は森の中にある,とてもきれいな建物です.
 印象派の絵画を多数所蔵していることで有名なので一度は訪れてみたいと思っていたのですが,いかんせん観光地の中にある場所ですので,なかなか足が向きませんでした.
 今回,金時山に登ることですぐ近くまで来ましたので,訪れることができました.

やっとこれました!
正直私はセザンヌという画家に対しては有名な静物画を書いた人,ルノアールと親しかった,というぐらいの知識しかなかったため,実質じっと見ることは初めてでした.
 同時代の画家と交流があり,お互いに影響を与え合いながら画風を確立していったのは理解できますが,一度画壇から遠ざかって再び戻ってきてから人気が出たのはわかりますが,「近代画家の父」と呼ばれるようになった理由はよくわかりませんでした.
 熱狂的な愛好家でも会ったピカソが言った,というのはわかりましたが.
美しい建物(の入り口)

 美術館所蔵のルノアールやモネの絵も見てシアワセな気分で美術館を後にしました.
もう少し行きやすいといいのですが,それはあの場所であの建物で,という制約があるので仕方ないのですが.
 ちなみに,横浜美術館協力会の会員証で他よりも高い割引率にて入場することができました.
卑しい話ですが,やっぱり十分元は取れるものだ,と再確認しました.


 
 

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