2015年4月19日日曜日

論理的に反論する技能

 本日、鎌倉まつり最終日に行われた流鏑馬神事を見に行ってきたのですが、非常に残念なことがありました。
 あたまに血が上って(前日献血したのに…という突っ込みは遠慮させていただきます)論理的に反論できなかったのが非常にくやしいです。


 私は人を掻き分けて観覧したくないということ、東日本大震災復興事業へのチャリティになるということで有料席で観覧しておりました。
 が、一般席の枠からはみ出している外国の方が監視の目を盗み、鶴岡八幡宮で立ち入り禁止となっているエリアを歩いて有料席までやってきて電話で友人を呼び始めました。
 案の定、後から数人が立ち入り禁止区域に立ち入ってぞろぞろやってくることになり、見かねて注意をしました。
 相手が「お前に関係ないだろ」と言い始めたとき、頭にきて論理的に反論できず、警備の警察官の方、鎌倉ガーディアンズの方、鎌倉観光協会の方に任さざるを得なかったのが非常に残念です。


 彼の立ち入っている場所は、何百年も神聖な場所として保全されている場所で気楽に立ち入ってよい場所ではないこと
 つまり、この場所を大切に思っている、日本人である私に関係がある、と言い切れなかったのが私の失態です。


 寺社仏閣で立ち入り禁止となっていれば立ち入らない日本人とは違い、知らずにルールを破ってしまう人がいることに、何とかできないのか、とも考えました。
 でも結局日本の文化を守るためには主張すべきことはきちんと主張できないと、相手にそのつもりが無くても貴重な文化が破壊されることになりかねないと言うことでしょうか。


 英語が適当にしゃべれたとしても論理的に反論できなければ何の意味もありません。 
 これからさらに外国人観光客が増えると予想できるので、今回のことを教訓にきちんと指摘できるようにしないと、と反省しきりなのです。
 
  
 

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