2013年9月10日火曜日

ひげそりの進化

私はひげが濃い上に肌が弱いので、ひげそりには苦労します。
朝時間があって蒸しタオルで十分柔らかくなるまで暖めてから剃るなどという時間がないため、
T字カミソリなど使おう物なら朝からスプラッタ状態。
というわけで、朝ひげを剃るようになった10代からずーっと電動ひげそり機のお世話になっています。
初代は、父親がパチンコで当ててきた回転式シェーバー。
なんとSEIKO製でつい最近まで製造していたようです。(ゼロ?円)
http://www.izumi-products.co.jp/products/seiko/mens_shaver/other2.html

2代目は大学生になって自転車旅行に持っていけるような手のひらに入る小さい、ナショナルのスピンネット。(3000円)
こちらも驚いたことに、なんとリチウム電池仕様になって今でも売っています。http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=ES6801P

3代目は大学4年になって、御徒町の多慶屋で買ったブラウン。(18000円)
これは刃を替えながら、充電池を自分で勝手にニッケル水素に交換しながら10年以上使いました。
これは米国生活でも役に立ちました。なぜなら替え刃が米国でも手に入ったからです!
さすがドイツクオリティ?

4代目はパナソニックのラムダッシュ。(15000円)
お風呂ぞり出来るという売りでしたが、水が内部に侵入し電池がダメになったので5年で交換。
(残念)
5代目はまたもやラムダッシュ(7800円)
先代より安いものの、自動洗浄機能付きのためか防水も強化されており、役に立ってくれました。
さて、前置きはともかく、この8月になって5代目がめっきりへたって来ましたので後継機種を探しておりました。

6代目
冒頭のように肌が弱くひげの濃い私の、「肌に優しくかつ深ぞりできる」という、相反する要望に対応えられるものとしては
パナソニック:5枚刃(15000円以上)
フィリップス:回転式(12000円以上)
がありました。
最終的には、期末セールでパナソニックの5枚刃が10000円を割る価格で販売されていたのでこちらで決定、めでたく6代目に就任となりました。
しかし、何も考えずに代替わりさせた先代を購入してから早5年。
もはや新規技術など無いかと思われるようなシェーバーですが、そり味の違いを実感しています。

5枚刃にして一刃当たりの圧力を下げて肌に優しくしているそうで、確かに肌に優しいです。
言われてみれば当たり前なのですが、5枚に増やしたときの駆動方法と価格上昇対策、刃をきつく湾曲させる技術が無ければ実現しなかったでしょう。
技術者はいろんなところで良い物を作ろうとがんばっている訳で、頭が下がります。

5枚刃のコンビネーション

 ちなみに肌に優しくても深ぞりできる能力はあります。
初日に今までのノリでがっしり握って力任せにぞりぞりやってしまい、血だらけになってしまいました。
いまはこつをつかんだので血だらけにはなりませんし、軽く当てている割にはよく剃れるので重宝しています。
これならガマンして先代の寿命を引っ張らなくても良かったのですね。
(まるで古い家電から、エコ家電に乗り換えたみたいですね)
開発者さん、ありがとう!

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