2013年9月23日月曜日

竹内栖鳳展に行って来ました

国立近代美術館(観賞後12時過ぎ)
国立近代美術館で開催中の竹内栖鳳展に行って来ました.

開場前の9時45分頃に到着したのですが,正直みくびっておりました.
沢山の人が既に開場を待っていたのです(^_^;)
待っている人を見て理解しました、お待ちの方々の平均年齢高いのです…つまり,
朝早いのはお手の物,ってやつです.
高をくくってのんびり九段下で降りて,北の丸公園を散歩している場合ではありませんでした.
おかげでちょっとした芋洗い状態でした.

さて,肝心の絵ですが,屏風絵が素晴らしい!
屏風を飾るような家であれば欲しいと思わせる屏風です.
虎・獅子図もいいのですが,蕭条も捨てがたいです.
といっても両方とも24日以降は展示替えされてしまうので,図録で見てください.

この,竹内栖鳳という人は天才的ですね.
対象を観察する目がすばらしい.芸術家なのに目は科学者のそれです.
それをさらっと?描く芸術家の手腕.
観察する手法は動物だろうが昆虫だろうが裸婦だろうが風景だろうが変わらない.
晩年には,精緻に見た物を必要最小限に描く境地に至っていて、かえってそれが躍動感あふれる基になっています.
出品リストはこちら
http://www.momat.go.jp/Honkan/takeuchi_seiho/seiho_2013_list.pdf

さて,私が気に入ったのは,
先程も出た屏風絵の虎・獅子図,蕭条,百騒一睡(すべて前期のみ)
掛け軸の、薫風稚雀・寒汀白鷺(10月18日まで)
風景画の、潮沙永日
人物画の、絵になる最初、日稼(日稼は前期のみ)

 美術館を出る昼頃には入場者が少なかったので、ちょっと早い昼食をとって、昼頃からの入場の方が良いかもしれません。
 また,私はのんびりと散歩なぞしてしまいましたが,最寄り駅は営団地下鉄竹橋駅です.
改札を出るとチケットが販売されています.(休日だけの可能性もあり)
朝一番の場合,チケット行列のあと,入場行列になりますので,必要に応じて,コンビニなどで事前購入が吉です.

ググると結構絵の概略が出てきます.
後期にしか展示しないものもありますので,もう一度行く?かも.


 
 
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/collection/nihonga/kana_ta.html
北の丸公園の歩道
北の丸公園内の科学技術館

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